2024/11/5「いちご大福」

僕はいちご大福というものを全く評価していない。「あんこだけの方が美味いに決まってるやんけ」と常々思っている。
もちろん、あんことフルーツの相性がそこまで悪くないことは知っている。あんみつとか、フルーツ入ってるやつあるからね。けれど、いちご大福はじめフルーツ大福というものを全く僕は評価していない。いちご大福を評価していない大きな理由は、僕がシンプルな食べ物が好きだからだ。
求肥とあんこで十分に菓子として成立しているというか、いいバランスで成り立っているにもかかわらず、そこに明らかに収まりきらない大きさで、かつ水気のあるイチゴが包まれるという状態に、どうしようもなく違和感を覚えるのだ。大福の持つシンプルな、そして完成されたバランスを崩壊させているように思う。

シンプルな食べ物が好き、というのは、味だけでなく食べやすさ、という点にも当てはまる。どう考えても、いちご大福は食べやすさを犠牲にして見た目の物珍しさを追い求めた菓子のように思う。
僕は食べにくい食べ物があまり好きではないのだ。信玄餅とかも、味は美味しいと思うのだけど食べにくいからあまり積極的に手を出そうとは思わなかったりする。ハンバーガーなんかも同じくだ。(ここ数年、やたらにでかいハンバーガーをよく見かけるが、あれを食べる時に人はストレスを感じないのだろうか)
Instagramなんかを眺めていると、よく流行のスイーツやご飯の画像・映像が流れてくるが、どうしてああも食べにくそうなものばかりなのだろう。絶対すぐ崩れるでしょ、あんな風に盛ったら。もちろん、実際に食べれば美味しいのだろうし、食べて良かったと思うのかもしれないが、どうしても食指が動かない。「こぼしたらどうしよう」とか、そんなことばかり考えてしまう。こばさないように気を付けて食べるのもまたストレスに感じてしまうだろう。

「腹に入れば同じなのだから、見た目はどうでも構わない」とまで乱暴なことを言うつもりはないのだが、「食べやすさ」も味に大きく影響するように思う。個人的には華美な見た目以上に。飲食業界の皆様には、食べやすさ、という観点にも考慮してもらいたいと切に願うばかりである。

なんでいちご大福にそこまで意地になってるんだろ、この人。以下日記。
9時起床、9時半始業。明日の提案の準備と、今月下旬に受ける研修の準備。その後納品物のチェックをする。どうにか今日のノルマは達成。昼食代わりに菓子パンを一つ食べたら、お腹いっぱいになって午後はあまり集中できなかった。胃が小さすぎる。

いいなと思ったら応援しよう!