生活保護について。
生活保護はさまざまな事情で経済的に困っている方に対して保障してくれる制度です。
対象となるのは個人ではなく世帯として。
以下が発表されている対象者になります。
・すぐに活用できる資産がない。（不動産・自動車・預貯金）
・就労できないまたは就労しても生活できないくらい厳しい
・年金や傷病手当を活用しても必要な生活費を得られない
上記以外にも細かな規定があるらしく、詳しくは自分が住んでいる地域の「総合支所保健福祉センター生活支援課」へご連絡しましょう。
連絡すると担当の方が条件を満たしているか調査に入り、申請から14日以内に決定いたします。
申請が通ると生活費だけではなく家賃も負担してくれるそうです。
自立を支援する制度ですので甘えてずーともらい続けるのはよくないですし、資産が一つでもあれば売却し生活費に充てていただくということが厚生労働省により発表されています。
医療費や介護費用も無料です。
受給中は毎月収入を報告しなければいけません。
地域によって金額が変動し（都内だと物価も高くなるため）都内だと大体7万円～8万円が生活費、5万円程が家賃費用として振り込みされます。
郊外だと6万円～7万円が生活費、3万円程が家賃費用となります。
また、子供がいるかいないかによっても金額は変わっていき、都内で４人子供がいれば生活費と家賃含めて21万円～22万円。
郊外だと、16万円～17万円となります。
もし、申請が却下されて納得できなければ「審査請求」をすることもできます。
「審査請求」をすると行政庁が入るので公平に審査してもらえ、受給できるようになる場合もあります。
また、生活保護の申請書類は下記サイトからダウンロードできます。
下記のサイトでは生活保護者が入居できる賃貸になります。
緊急事態宣言下の中で飲食店は時間短縮要請に従わなければならず、解雇された方はたくさんいると思います。
生活保護を受給できるようになれば生活も安定すると思いますので、まずは申請してみることをおすすめします。
生活保護を受けることは恥でも何でもありません。
家族にばれたって現状苦しいのだから精神的にくたばってしまう前に受給する方が賢いと思います。
申請すると色々調査されるわけですがそこで障害となるのが扶養制度だと思います。現状、家族同士は支え合わないといけない義務があります。
未成年であれば効力はより一層強まります。
生活保護受給中に家族から金銭をもらうことは収入にあたりその分受給額から引かれてしまいます。
日本の扶養制度は世界的に見ても広いです。どういうことかというと配偶者や親子以外にも不要義務が広がっています。
下記サイトは実際に比較しているものです。
人それぞれ家族のありかたは違うので、難しい問題ですね。
自分を守るためにも生活保護は受給しましょう。
コロナ渦で解雇や倒産も増えているので今後生活が苦しい人が多くなるでしょう。生活保護は借金ではありません。
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