雨の季節に似合う花 アジサイの魅力
アジサイの原産国は日本で、江戸時代にヨーロッパに渡り品種改良され逆輸入されるようになりました。ヨーロッパに運んだのは、鎖国時代に医師として来日したドイツ人シーボルトです。
花びらに見えるところはガクで、全てガクで覆われています。
青系が多いのは、日本の土壌が弱酸性なため。アルカリ度が高い土壌では赤系になります。
5月~7月には国産の花が多く出回りますが、最近では輸入花も豊富です。アジサイは、見る人をゆったりと包み込み心晴れます。きらきらと光る夏の海のようです。
アジサイといえばまず思い浮かぶのが、深い青や紫で梅雨時、雨に濡れながら輝く光景は素敵です。
アジサイは比較的水揚げがよくありません。一見は綺麗でも一部の花びらがしおれてしまうことがあります。花が下を向いていたら水が下がりかけている証拠です。