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日本で看護師をしていた人が、ワーホリで必ず感じること
私はバンクーバーにワーキングホリデーで来ました。
来た理由はさておき。
まず、カナダでも看護師として働けるのか気になる方は多いと思います。私もその一人でした。実際、カナダで看護師として働くには、バンクーバーではIELTSで7.0以上のスコアが必要です(他にも条件はありますが、特にIELTSが日本人にとっての最難関だと感じました)。他の州では条件が異なるので、自分が住んでいる州の要件も確認することをお勧めします。
このように、バンクーバーで1年以内に看護師資格を取得するのはかなり難しいことが分かり、私は最初の段階で看護師として働くことを諦めました。(^_^;)
次に、自分のスキルを活かせる仕事は何か考えた結果、介護職に似ている仕事ができるのではないかと考えました。しかし、飲食店の給与と大差がなく、介護職にはチップもありません。一方で、工場の仕事はどうだろうかと気になり、バンクーバーでは「JPCanada」というサイトで工場の求人をよく見かけました。チップはないけれど、賄いがあり、時給も$19-$20と現在の最低時給$17.4より高いという魅力的な条件が揃っています。
現在は冬に向かっているため、求人数が夏よりかなり減少傾向です。
飲食店勤務の友人から「シフトがかなり削られている」という話を聞き、安定して働ける工場で最低限の収入を確保しながら、他の仕事をゆっくり探すのが賢明だと思い、工場でフルタイム勤務を選びました。
さて、看護師の考えることはやっぱりみんな同じなのか、工場の面接で「看護師の方、とても多いですよ」と言われることがありました。実際、私は3つの工場で面接を受け、全てにおいて同じことを言われました(笑)。
その後、無事に合格し、現在は工場で働いています。
しかし、、、実際に工場で働いてみると、ひたすら同じ作業を繰り返すことになります。そして、スピードや効率さを求められる仕事なので、最初は非常に難しく、苦戦しました。工場で働く人たちのすごさを実感しています。
今まで看護師として月に40万円以上稼ぎ、自由にお金を使っていた私にとって、フルタイムでの給与は少なく、また看護師の肉体労働とはまた違う肉体労働。プライドもあるのか、「なぜ看護師の資格を持っているのに、わざわざバンクーバーに来て、工場で働いているんだろう?」と悩んでいました。こんな気持ちを抱えながら働いていた時、ワーキングホリデーをしていた先輩2人に相談しました。「私も同じことを考えていたよ」と言われ、「今まで頑張って働いてきたんだから、人生のホリデーを楽しんで!」と励まされ、私の気持ちはようやく落ち着きました。
おそらく、看護師をしていた方なら、こうした気持ちを一度は感じることがあると思います。激務の看護師の仕事をしてきた皆さんこそ、ワーキングホリデーでは自分のペースで無理せず、人生の休暇を楽しんでほしいと思います。^ ^