私にとっての緊縛記念日

実は…緊縛短編映画プロジェクトのプロデューサーでありながら、

自身の緊縛に対する想いはここ最近悩んでおりました…

というのも、この一年くらい「たくさんの人の縄を受ける!」をモットーにプロアマ問わず、機会があれば色んな人の縄を受けて、自分が好きな緊縛ってどういうのだろう?というのを模索しておりました。

一年やった結果、好きな縄筋(責め縄とか抱き縄とか)も重要だけど、それよりなりより圧倒的に重要なのは
その人のパーソナリティーや私との相性なんだなっていう、
そしてなによりそういったものを含めて相手と私がお互いを視合っているかっていう

緊縛の話でもなんでもない

結婚とか仕事とかとも通じるような、そういうことになってしまい

益々「もしかして緊縛じゃなくても良いんじゃないか???」という疑問の中でここ1ヶ月くらい生きておりました。

そんな中、昨日日頃お世話になってるフェティフィッシュバーでイベントがあり、

長い付き合いの、最近緊縛始めた男性に後手縛りの練習を希望され、受けたところから

目隠しをして3人の縛り手を当てるというゲームをし(めちゃくちゃ面白かった!)

私の受け手歴と同じくらいの縛り手歴(要は同級生みたいな気持ち)の人の後手受けて(一時期緊縛離れてて心配してたけど、めっっちゃ上手くなってて感動した!!!!)

ずーーーーっと「私を縛れよ!」って言ってるのにスルーされてたMでもある男の子が初縛ってくれて(ちゃんと気持ちよかったよ!)

そこには、所謂ドロッドロに入り込むプレイ縄はなかったけれど

縄の楽しさや気持ちよさや感動はたっくさんあって、

すごくすごく嬉しかったし、楽しかったです。

気持ちよさや心の繋がりだけが目的なら緊縛じゃなくても良いのかもしれないけど、
昨晩の喜怒哀楽と感動は緊縛じゃないとダメだったな。

私の中の緊縛の意味が拡張されました。


緊縛は、一対一の行為だけをさすのではなく、もっと、大きな…映画とか演劇とかスポーツとか
そういった大きな枠組みでの認識でいいし、
それこそが醍醐味なんだな。

…あれ、書いたらフツーのことだな笑

でもきっと、このフツーのことが腑に落ちたことが、私にとってとっても大切な一歩だと思いました。

#だから昨日は緊縛記念日

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松浦遥【緊縛短編映画プロデューサー】
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