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好きなことができるようになる

a new musical「ヴァグラント」

ポルノで長いことプレイヤーとしてやらしてもらっているけど、こちらでは制作の奥深さを堪能させてもらってる。プレイヤーの楽しさはたくさん味あわせてもらってるからね、制作サイドからエンターテイメントを眺めてみるのも後学のためにはよかろう、と。
稽古に入ったということは、製作者の僕の役割はひと段落していることを意味する。
そんなポジションからプレイヤーである役者さんが作り上げていく過程を眺めるていると・・・やっぱり・・・プレイヤーもいいな、という考えが頭をもたげてくる。
だからと言って、役者になりたい、と考えがならないくらいには僕の判断力も残っている。
やはり、ギターを持ってステージに立つプレイヤーという顔は大事にしたいなと思う。
おあつらえ向きにも、今週ロッキンがありますしね。昨日からそのリハですしね。
稽古場で感じた役者さんたちの熱を持って、僕もリハーサルスタジオに入ろうと思う。


この間、「信長の野望 新生 with PK」というゲームの発売直前番組のゲストに呼んでもらいました。
学生の頃から何度も徹夜でプレイしたゲームだったので、こういうオファーがあるんですけどと聞いた瞬間に二つ返事でOKしました。
まだアーカイブとかあるのかな?

それにしても「信長の野望」の仕事をする日が来るとは。
最近はそれ以外にも、ゴルフやらなんやら、発表されていないものを含めて、いろいろな世界に触れる機会に恵まれている。

こういうことがあるたびに、デビュー当時、偉いスタッフに言われた言葉を思い出す。
「今、頑張ったら好きなことができるようになる」

めちゃくちゃ詰め込まれたスケジュールに対してや、リリースする曲に対して自分の意見が通らなかったことに対してや、たびたび文句を言う僕に向けて慰めを込めてかけられた言葉。

その瞬間の欲求を通そうとする僕と、そう言う欲求を汲みながらも、その後のポルノの活動に必要なことを考えていた当時のスタッフ。
何度かぶつかりましたが、今になってわかりますね。その意味が。
いや、好きなことというのがゲームやゴルフの番組に出ることだけを指しているわけではなくて。

ポルノを長くやれてるから得ることのできたスキルや、ポルノのファンの人がいるから挑戦させてもらえること、そんなことがたくさんあって、こんなのをまとめて好きなことができているなと思ってます。

もちろんその最たるものは、来年に新しいツアーが控えていることですが、その間にもミュージカルを作れていること、稽古場に長い時間いられて、作り挙げられる過程を一番近くでみられていることもありがたい話です。

事実7月はたくさんのスケジュールをミュージカルに回してくれています。
さすがポルノ、器が大きいなと思っていたら・・・8月の中旬くらいから・・・めっちゃスケジュールが入ってる・・・。
机の上のものを左右によけただけで、やんなきゃいけないことの総量は変わっていなかった。

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