今年のお祭りには
祝詞奏上
玉串奉奠
神拝詞唱和や玉串奉納。小さな地元の神社さまですから、そのような体験もさせてもらえたこの4年。
コロナ禍から縮小されたことや、大切なことは引き継がれ見直され、今年は玉串も当番全員ではなく、代表が厳粛に行うことになりました。
普通の暮らしの中では玉串奉納作法を知ってる方はあまりおられないと思います。私も全くわからず、前の人がされてるのをなんとなく真似しながらのフリ、それでも「捧げます」の気持ちだけはあって、きっとまわりの方もそう。
今年からは代表数名の方のみ。
拝殿から本殿に向き合って並ばれておられますと
いつも私たちがニ礼ニ拍手する場に 写真で左、
巫女さんの立たれている横
捧げられている方を見守ります。
そのような拝・・・
私が今年も中で玉串奉納に並んでいたのなら、
そのような姿もあることに気づけなかったかも
このあとは演芸奉納。
太鼓や鉦叩きの音が響くのでした。
私は祭りに来られた方へ紅白餅をお渡しする係と、毎年の奉納書き。
半紙に字を書くのは一年に一度、この時。
紙コップに墨汁を入れて といった具合に簡略でしたが、今年は硯がありましたので持参。
こんなコラムを読みました。
硯持参といっても棒状の墨を水でするのではなく、墨汁をタプタプと注ぐだけですから、私は墨をする心地や香りなど味わったことはありません。子供の頃、容器の蓋を閉め忘れ道具袋から墨汁がポタポタ落ちるのを気づかずにいて、しばらくそれが染みた匂いにゲンナリしたことがあるくらいで、独特な墨本来の香りを知らないかも。
またこのたび知りましたのは、
墨をする平らになっているところを「陸」
すった墨をためるくぼんだところは「海」
知らないことを知らない、というか、
年々知らないことが増えて
知る楽しみも増えて
陸と海か。
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