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Vtuberは雑に始めろ。
将来vtuberになりたいと内定辞退したい高校生のいとこを説得してくれと家族会議に参加させられ、もう準備はできてると言わんばかりの今まで聞いたこともない高音ボイスで喋るいとこ、唖然とする母、叔母、祖母、ふと外を見ると春の木漏れ日が顔を撫でる。34度目の春が訪れたみたいです
— 森山ド・ロ (@doro0157) March 13, 2022
こちらのツイートを読んで思ったこと。
将来、じゃなくて今すぐなればいい。
内定を辞退する必要なんてない。準備もいらない。
Vtuberは雑に始めろ。
理由、4つ。
衝動や熱意には賞味期限があるから
最初からコストをかけても伸びとあまり関係ないから
Vtuberは成長したほうが視聴者は嬉しいから
別に失敗してもいいから
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衝動や熱意には賞味期限がある
「Vtuberになりたい!」
そう思った時、心の中には燃えるようなモチベーションがある。
しかし、準備に時間をかければかけるほど、その熱意は消費されていってしまう。
Live2Dモデルを作ったり、3Dモデルを作ったりしはじめれば、それだけで大量のエネルギーと時間を使ってしまう。
結果、デビューした段階で精神的にゴールしてしまい、燃え尽きてしまうことになる。
実際、多くの個人Vtuberが、デビューして一年もたたずに消えていく。
だから雑にはじめたほうがいい。
やる気と熱意が燃え盛っているうちに。
コストと伸びは比例しない
見た目(ガワ)のいい個人Vtuberは溢れかえっている。3Dモデルでフルトラッキングしている個人勢すら、たくさんいる。
では、ガワが良ければ個人Vtuberとして伸びるのか?というと、別にそんなことはない。
美麗なガワは溢れているから、視聴者が「そのVtuber固有の面白さ」を見つけないと、伸びない。
この「固有の面白さ」=活動のコンセプトなどについても、元から専門性の高い人でもなければ、時間をかけて準備するより、自由度が高い方がいいと思う。
だから、雑に始めたほうがいい。
自分なりの面白さを探して、手探りで進んでいけばいい。
Vtuberは成長したほうが視聴者は嬉しい
視聴者は物語を好む。Vtuberの成長を好む。
Live2Dが進化していったり、3D化したりは、視聴者とVtuberにとって重要なイベントになる。「お披露目配信」は伸びる。
準備段階で整えすぎると、視聴者とその「祭り」を共有できなくなる。
だから雑に始めたほうがいい。
視聴者と一緒に成長するといい。
失敗してもいい
そもそも、別に失敗してもいい。
飽きてもいい。
楽しくなくなったらやめればいい。
個人Vtuberなんて基本伸びない、ってぐらい伸びない。
準備に時間とお金をかければかけるほど、失敗が怖くなる。怖がって、しんどくなる。
伸びないことがおっくうになる。つらくなる。楽しめなくなる。
それなら、「楽しいことしたい」という衝動で、飛び込んでしまえばいい。
だから雑にはじめたほうがいい。
失敗してもいい。その瞬間を楽しめばいい。
一度きりの人生だから、Vtuberは雑に始めろ。
たのしいよ。
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