英国王のスピーチ
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吃音に悩まされたイギリス国王・ジョージ6世の実話に基づいた、歴史ドラマ作品。(ジョージ6世は、現イギリス女王であるエリザベス2世のお父様です)
主な登場人物
○ ジョージ6世(コリン・ファース)
子ども時代からの吃音に悩まされ、コンプレックスを抱えている。
○ 王妃エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)
吃音に苦しむ夫の姿に心を痛め、治療をローグ氏に依頼する。
○ ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)
吃音の治療を依頼される、オーストラリア人のドクター(言語聴覚士)。
監督は『レ・ミゼラブル』のトム・フーパーなんですね~!(あの映画も大好き♡ わたし史上、かつてないほどの大感動&大号泣でした! そちらの作品については、また別の機会に♩)
Netflix で再鑑賞してみました!
Netflix で検索したら『英国王のスピーチ』、ちょうどありました!(2020/1/14現在)
うれしくなったわたし。「んじゃ、最初のほうだけ……」と、再生ボタンをポチリ。
音楽と共に本編スタート。誰もいない部屋。真ん中にぽつんとセットされたマイクロフォンのアップ……。あら~♩ 最初のカットから美しい!
うやうやしく放送の準備に取り掛かるアナウンサー。慇懃な立ち振る舞いが、かえって「くすっ」と笑えてしまいます。
このシーンまでの緊張感の表し方が上手い!
担当医のビー玉先生(笑)も、実にうやうやしい。
誰もかれもが "Your Royal Highness"(殿下)、"Your Royal Highness" ――王子なので、周囲の者は最上級に礼儀正しく接するのは当たり前。
――なのですが、冒頭から丁寧に描かれるそんなシーンにも意味があるような気がして。なんとなく伝わってくる。観ているうちに。
「なるほど。“国王”・“王子” という立場、位の高さが実感として伝わるなぁ」
「王室の一員であることの窮屈さも伝わってくるなぁ」
なんて、わたしは感じました。
このカットも美しくて、グッとくる♩
当時の英国のインテリア。壁紙や、照明、家具調度なども「素敵~♡」と思いながら観ていたのですが……
おっと! これ、面白くて、ついつい最後まで観ちゃうやつ!!
あぶない、あぶない。
note を書く前にちょっとだけ……のつもりが、まるっと全編観ちゃうところでした。笑
コリン・ファース、素敵♡ もっと観たい!(わたしは大の英国好き! 英国紳士も好き♡)
ジョージ6世の複雑な心情を見事に演じたお芝居も、見応えがあって素晴らしいです。彼はこの作品でアカデミー賞の「主演男優賞」を受賞しています。
ローグ氏との友情が深まってゆく過程や、ジョージ6世の心が少しずつ解けてゆく様子も、もっと観たい!
ジェフリー・ラッシュ演じるローグ氏。権威など意に介さず、堂々、飄々、サバサバしたキャラクターなのです。ジョークも洒落てて、粋なんですよね~。
という訳で、これからゆっくり続きを楽しみたいと思いま〜す!笑
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