特攻野郎Aチーム THE MOVIE
鑑賞時の感想ツイートはこちら。
2010年のアメリカ映画。1980年代の人気TVドラマシリーズ『特攻野郎Aチーム』を映画化した痛快娯楽アクションです。原題は "The A-Team"。
80年代のドラマが元祖
本作は、アメリカで80年代に放送されたTV番組『特攻野郎Aチーム』の映画版。
映画を観る前に元ネタを知っている方が格段に楽しめると思います!
──という訳で、まずは TVシリーズの有名なオープニング部分を。
ナレーション、いいですねぇ! 日本語版のナレーションは "ハンニバル" 役の羽佐間道夫(はざま みちお)さん。シルヴェスター・スタローンの吹替などでもお馴染みのベテラン声優さんです。
「ベトナムで鳴らした俺たち特攻部隊は、
濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し地下に潜った。
しかし、地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通りゃ金次第で何でもやってのける命知らず。
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、
俺たち、特攻野郎Aチーム!!」
テーマ音楽も良いです! 元気が出るわぁ。
パーパラッパー♩ パッパーパー♩
続いて、Aチームの面々が順番に自己紹介。
○ ハンニバル大佐(ジョージ・ペパード)
「俺はリーダー、ジョン・スミス大佐。通称ハンニバル。 奇襲戦法と変装の名人。俺のような天才策略家でなけりゃ、 百戦錬磨の強者どものリーダーは務まらん」
○ フェイスマン(ダーク・ベネディクト)
「俺はテンプルトン・ペック。通称フェイスマン。自慢のルックスに女はみんなイチコロさ。ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でも揃えてみせるぜ」
○ クレイジーモンキー(ドワイト・シュルツ)
「よぉ、お待ちどう! 俺様こそマードック。通称クレイジーモンキー。
パイロットとしての腕は天下一品! 奇人? 変人? だから何!?」
○ コング(ミスター・T)
「B.A. バラカス。通称コング。メカの天才だ。大統領でもブン殴ってみせらぁ。でも、飛行機だけはカンベンな!」
Aチームの魅力のひとつは、それぞれ個性豊かな4人のキャラクターですものね!
続いて、ナレーションのキメ部分。
ハンニバル:「俺たちは、道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する。頼りになる神出鬼没の」
全員:「特攻野郎Aチーム!」
ハンニバル:「助けを借りたい時は、いつでも言ってくれ!」
実にいいですねぇ~! パチパチパチ~(拍手)。まさに様式美。
TVシリーズのファンである、わが家の息子曰く「安心して観ていられる♡」そうです。わかる気がする~。
"定番の良さ" とでも言うのでしょうか。水戸黄門みたいな感じよね。
そうそう! ハンニバル大佐のジョージ・ペパードは『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンの相手役を演じていた人です!
映画版キャスト
さて、元ネタの基本をおさえたところで、本作の映画版キャストは──。
○ ハンニバル大佐(リーアム・ニーソン)
○ フェイス(ブラッドリー・クーパー)
○ B.A.(クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン)/TV版「コング」
○ マードック(シャールト・コプリー)/TV版「クレイジーモンキー」
時代に合わせて(?)ニックネームが昔の日本語版と若干変わっています。英語の呼称に寄せたのでしょうね。
どの役柄も、元のテレビ版のイメージを壊さないキャスティングになっていると思うのですが、いかがでしょう?
わたしが注目したのは、イカれたパイロット "マードック" 役のシャールト・コプリー。
わたしの好きな二ール・ブロムカンプ監督の『第9地区』、『チャッピー』にも出ている南アフリカ出身の俳優さんです。
頭を “からっぽ” にして楽しもう♩
Aチームの最大の魅力は、
派手で、おバカで、なーんにも考えずに純粋に楽しめる
ところ。
おバカな雰囲気が伝わりますでしょうか?笑
頭を "からっぽ" にして、楽しもう!
スカッとします♩
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