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「恥ずかしい?」 メンタルの問題を抱えてる人なんてたくさんいますよ。
2018年7月22日(日)私は救急車で運ばれました。 その日の気温は35.6度、3歳の息子と地元の祭りに出かけ、大好きなブラックコーヒーを飲み終えた途端、突然の激しい動悸と今までに体験したことがないような激しいめまいに襲われ、みるみる呼吸ができなくなり、 体が硬直していきました。そんな私を見つめる不安そうな息子の顔を今での鮮明に覚えています。 私は救急車で運ばれました。車内では「熱中症で死亡」という新聞で見た文字が脳裏をよぎり死への恐怖がどんどん強くなっていました。と、同時に頭の中はまだ幼い息子のこと。息子の運動会発表会入学式…もっと色んなことを一緒に経験したい。今思うと大げさですが死にたくない!と強く願ったのを覚えています。 病院に着き、点滴を打ってもらい落ち着きました。 少し体はだるかったものの、清算を済まし家へ帰ろうと外へ出た瞬間、 また、激しい動悸、過呼吸に襲われその日2回目の点滴。 目が覚め、先生から「なんか最近辛いことでもある?」と突然質問を受けました。 先生は続けて「採血や検査をしても、体の異常が全く見つからないんだよね。不安障害だと思うよ。」
「過換気(過呼吸)は主にストレスからくるんだよ。あなたは精神科を受診したほうがいい」
「恥ずかしい!」 実は約2年前に離婚をし、大好きな仕事を辞め東京から田舎へ戻ってきています。これからの生活に対する不安は常にあり、「やる気が出ない」「心から笑えていない」など、なんとなく自分の心が正常ではない気がしていました。が、まさか自分が精神疾患を患うなんて。ショックでした。 それからはなん度も繰り返される不安障害の発作(不安 手の痺れ 動悸 めまい)。そんな自分を受け入れられず意地でも精神科を受診しなかった2週間は地獄でした。 全く動く気になれない日や、ただベッドの中で涙を流す日、苦しくて家族に八つ当たりする日々。過呼吸が怖くて苦しくて救急車を呼んで!と暴れた日もありました。
「ここ最近、はるくんがずっと泣いてるんです」保育園の先生の一言で、 精神病院を受診すると決めました
自分のことで精一杯でたった3歳の息子の心のケアができていなかったんです。家では決してそんなそぶりは見せませんでしたが、きっと彼は私以上に不安な中頑張ってくれてたんです。
診断結果は、「パニック障害と軽いうつ病」
幸い処方された薬は私に合い約一年で断薬にも成功しました。
次回私が試した薬物療法以外の治療を紹介いたします。