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洋服の袖巾の採寸方法

今回は「袖巾」についてご説明します。

袖巾は、カマ底~袖山線90°で当たるまでの直線距離です。


❶セットインスリーブでカットソーでできたものの場合は図の位置を測ります。カマ底・90°部分共に見つけやすく簡単です。


❷セットインでシャツ系の物の場合。
シャツ系は、カットソーのパターンよりも立体的に作られています。
ですので、平たく整え押さえる必要がありやや測りにくいです。
袖のパーツが平たくなるように整え、カマ底~90℃の箇所を定めて採寸してください。
袖を平たく整えた際、身頃部分がくしゃくしゃに置かれてもOKです。


❸ラグラン袖の場合。
一瞬戸惑うかもしれませんが、セットインと同じです。
カマ底~袖山線90℃にあたるところまでの直線距離を測ります。


❹では、ギャザーたっぷりの袖の場合はどうでしょうか?


その場合は、袖を広げたイメージで(=パターンの寸法=ギャザー寄せる前の寸法)測ってください。
とは言っても、広げ切ることは不可能なので、頑張って辿るようにして測ります。

ボリュームが多いほど測りにくいです。セットインとギャザー袖でこんなにも袖巾が違うのかと驚くこともしばしば。

袖巾のご説明は以上です。

今日の雑談🙉
袖に(袖山・袖口どちらも/またはどちらか)ギャザーがたっぷり入った袖は一般的に「パフスリーブ」と言われます。

「パフ(puff)」とは英語で【中に空気が入るなどして膨らんだもの/ひと吹きの息】どいう意味。

「パフ」はメイク道具でもありますね。顔にパウダーをパタパタ付けるアレです。
また、食べ物でもポン菓子とも呼ばれるふわふわした小さな粒のお菓子の「パフ」があります。

いずれもふわふわ空気の含んだ軽やかなもののイメージですね💡

洋服の部分名称にはときどきこのようなネタになるものが隠れています🙊
英語の勉強にもなります✨

では、今日も元気に頑張りましょう!
ありがとうございました。

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