小さい会社のファイル共有

ずいぶん前の話だが、会社を作った友人から小規模なサーバを作れないかと相談を受けた。
その会社は大企業に対してのメンタルケアなどのプログラムを提供しているのだがファイルの共有手段がなくて困っているのだとか。
ITの専門家が社内におらず、どうすればいいのかわからないので教えてほしい、あまり詳しくないのであればそういったシステムを作ってくれる人を紹介してくれるのでも良いと言われた。
話を聞いているともうそれ、DropBoxかGoogleDriveでよくない？って話のように思われたので概要を説明、実際に共有フォルダを作成してその友人とファイル共有の実演をしてみた。
結果、自社で試してみるという事になり、念のため会社で使うなら有料プランとか使わないといけないと思うので調べてくださいねと伝えておいた。
それから具体的な話は聞かないが、うまくいっているらしい（うまくいってないという話を聞かないので）。
実は我々エンジニアからすると当たり前だと思っている知識って、意外と知らない人が多かったりする。
ネットで調べたらすぐ分かるような内容もいくつかの断片をつなぎ合わせて組み立てるのは意外と難しいようだ。
そういったコンサル的な仕事で生きていけないかなぁ？と思いつつ、実は「あいつに話したらシステムを開発してほしいって言ってるのによくわからんツールを勧めてきやがった」なんて言われてたらどうしよう笑