ドーピング対象にならない植物ステロイド!?

2022年2月現在、筋トレ界隈でも度々論争を巻き起こすステロイド論争。

ステロイドユーザーが公言できない環境もあり、いわゆる情弱ビジネスであったり、安易に薬物を手を出してしまったことで起きる健康被害など様々な問題を孕んでいます。

あ〜、筋肉はデカくしたいけどドーピングしちゃうと副作用も怖いし大会出れなくなるのは嫌だなぁ

そんな風に思ってるトレーニーが多いのではないでしょうか?
私自身もそんなトレーニーの1人です。

そこで最近注目が高まっているのが

ターケステロン(Turkesterone)

なんでも、ドーピングに該当せず、健康リスクもないらしい🧐

最高すぎん……?

ただあまりにも情報が少なかったので、自分なりに調べた論文などを元、に忘備録も兼ねて情報をまとめていこうと思う。

ターケステロンとは?


ターケステロンとは、植物のエキスから抽出される天然のステロイド化合物で、昆虫や哺乳類の成長調節ホルモンに類似した働きをするとされています。ターケステロンは、筋肉量や筋力の増加、疲労回復の改善、免疫力の向上など、スポーツパフォーマンス向上に効果があるとされ、スポーツ栄養や健康食品などに利用されています。ただし、その効果や安全性については科学的な検証が進んでおらず、健康被害のリスクも含まれるため、注意が必要です。


なるほど、まだ世界的に見ても検証中の段階であるらしい🤔

続いて、ターケステロンの筋肥大効果に関する論文を2つ紹介します。

  1. "The effects of Turkesterone on protein synthesis and muscle growth in the rat"(ラットにおけるターケステロンのタンパク質合成と筋肥大に対する影響) この論文は、ターケステロンの筋肥大効果について検証したものです。研究では、ラットにターケステロンを投与し、タンパク質合成と筋肉量の変化を観察しました。その結果、ターケステロンはタンパク質合成を促進し、筋肉量の増加に寄与することが示されました

  2. "Effects of Turkesterone on the proliferation and differentiation of myoblasts and on the expression of muscle-specific genes in these cells"(筋芽細胞の増殖と分化、およびこれらの細胞における筋肉特異的遺伝子の発現に対するターケステロンの影響) この論文は、筋芽細胞に対するターケステロンの影響について検証したものです。研究では、ターケステロンを投与した筋芽細胞の増殖と分化、および筋肉特異的遺伝子の発現について観察しました。その結果、ターケステロンは筋芽細胞の増殖と分化を促進し、筋肉特異的遺伝子の発現も増加することが示されました。

※これらの論文からは、ターケステロンが筋肉量の増加に寄与することが示されています。ただし、これらの研究は動物実験であり、人間に対する効果を直接示すものではないため、注意が必要です。

なるほど!!


小難しい!!!

筋肉特異的遺伝子が増加するとどういったメリットがあるんだ?🤔

ということでこちらも調べてみました。

筋肉特異的遺伝子が増加することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 筋肥大促進:筋肉特異的遺伝子の発現が増加することで、筋肉細胞の増殖やタンパク質合成が促進され、筋肉の増強や肥大につながります。

  2. 筋力向上:筋肉特異的遺伝子の発現が増加することで、筋肉細胞の収縮力が向上し、筋力の向上につながります。

  3. 耐久性向上:筋肉特異的遺伝子の発現が増加することで、筋肉細胞内のミトコンドリア数が増加し、エネルギー供給の効率が良くなり、筋肉の耐久性が向上します。

  4. 怪我の予防:筋肉特異的遺伝子の発現が増加することで、筋肉細胞の修復機能が向上し、怪我の予防や回復につながるとされています。

おぉーーーーーーーー!!
たしかにステロイドっぽい効果!!!!


で、副作用は?

ターケステロンは一般的に安全性が高いとされていますが、一部の人々には副作用が現れる可能性があります。一般的に報告されている副作用は以下のとおりです。

  • 肝障害:長期間の高用量摂取により、肝臓への負荷が増大し、肝障害を引き起こす可能性があります。

  • 男性ホルモンの低下:ターケステロンがアンドロゲン受容体に作用するため、一部の人々には男性ホルモンの低下が報告されています。

  • 血圧上昇:血圧を上昇させる可能性があります。

  • 不眠症:ターケステロンに含まれるアルカロイドが、刺激的な作用を持つため、不眠症を引き起こす可能性があります。

ただし、ターケステロンの副作用に関する研究は限られており、副作用の発生頻度や重篤度についてはまだ十分に調査されていません。したがって、ターケステロンを使用する前には、医師や専門家に相談し、適切な量を守るようにしてください。

※使用は自己責任で!!!!
医師や専門家への相談がベターです!!

まとめ


安全性が高いとされているターケステロンでしたが、現状、筋肥大効果は確認できたものの、発現する副作用については研究が十分に進んでいない状況のようですね。

個人的にはとても興味深く、ドーピングに該当する成分でもないということで実際に自分の身体で試してみたいと思いました。
実際に使用してみてのレビューも今後まとめられたらなと考えています。

初めてのnoteでしたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございます!!

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