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日記

 大学院修了が近づくにつれ、疲れやすくなった。どこにいっても男性中心社会で、心がすり減る。松田青子『持続可能な魂の利用』で、魂はすり減るのだと書かれていた。本当にその通りだと実感している。すり減る、という表現はぴったりだと思う。何かをしたいのに、する元気はない。また社会と対峙しなければいけないと思うと床にくずおれそうになる。映画と本でなんとか延命しているように思う。ツイッターでつぶやけば、ほとんどフォロワーのいないアカウントだし、相互フォローの人はきっと共感するだろう。大学の研究室で話せばわかってもらえる気がする。誰もが見られる場所で書いても、なんでそんな考え込むの?と言われる。だんだん息をするのが苦しくなる。じゃあどうしてここにいるのだろう。

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