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美徳について

美徳について、美徳とは、読んで字の如く「美しく、徳のある良い行い」であるが、「美徳行為」となると、なんとも難しく感じる。
私が、思うに、道徳的行いをしている人は、美しいのだと思う。例えるのなら、イエス・キリストとマリア様である。その理由は、聖書にある。彼らの行いは、全てに意味があり、美しい。

 イタリアにあるピエタ像は、このイエス・キリストとマリアの彫塑である。ピエタは、この上なく美しいし、道徳的だと感じる。これは、観ている人が聖書を知っているから、というだけでなく、
この作品を制作した作家「ミケランジェロ」も相当美徳に満ちた人だったのだろうと推測される。
 ミケランジェロの容姿が美しいのか否かは、謎であるが、恐らく真の意味での美徳は、姿形の美しさだけでは無く。道徳性が表面に滲み出る様な人であったり、作品であったりする様に感じる。この美徳は、人類が目指すべき姿だと感じる。現代に生きる私たちが美徳を目指すとしたら、内面に道徳性を持ち、真の美しさに変容し、光り輝く存在になる努力が必要だと感じる昨今である。


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