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RTARacingのEQUALINE Qualify Marathon並走会に参加しました

2024年6月28日にRTARacingで開催されたEQUALINEのQualify Marathon並走会に参加したので、経緯や走りの振り返りを書いていこうと思います。


Qualify Marathonとは

Qualify Marathon(以下QM)は、EQUALINEという一筆書きの計算パズルゲームにある24個のミッションで最後に解禁できるミッションです。

ルールとしては

  • 求める答えは1~100の100問

  • 制限時間100秒から始まり、10の倍数を通過する度に制限時間が100秒追加される。つまり全体の制限時間は1000秒=16分40秒

  • 10の倍数ごとにスコアの足切りラインがあり、スコアが足りないと問題が解けても強制終了する(=ある程度の早さで解かないといけない)

という最後に相応しい難しさ。

しかも答えは全て「3×3の9マスの盤面で必ず7マスか9マス通る」「最初か最後に掛け算を必ず経由する」という仕様になってます。
前者に関して例を上げるなら、1を出すのに「2×4+2-9」とか「3×1+4-2-4」といったものが出題されます。
後者の解説及び例は以下の通りです。

  • 掛け算してから足し算や引き算で調整する(例:5×7-4+6=37)

  • 足し算や引き算で約数を作ってから掛け算する(例:9-7×6×4=48)

※EQUALINEでの計算は書いてある順番通りに行います

素数(1とその数でしか割れない数)は掛け算→足し算or引き算のパターンのみですが、約数がある数だとどちらのパターンもあり得るので判断力が求められます。
特に12の倍数は約数が多く、96はQMの鬼門と名高い数となっています。

2024年7月6日現在全ミッションクリアの実績解除率は8.8%、QMの制限時間を2分以上残してクリアする実績解除率は7.6%とEQUALINEの最難関レベルの実績となっています。
実質の最難関実績は「ゲームを100回起動する」だったりする。

QMクリアまでの奮闘

EQUALINE自体は2022年夏のRTA in Japanで観て知っていたのですが、購入したのは2024年2月13日でした。

最初は数々のミッションに対して「こんなんできるか!!」と思ってたのですがだんだんとできるようになり、4月4日に23個目のミッションをクリアしてQMが解禁できました。

初回は9で時間切れしました。何だこれ難しすぎる。

それから何度も何度も挑んで10、20、30…と徐々に進めるようになりました。初めて40突破できた5日後に突然75まで行けたりもしました。

余談ですが、QMに挑んでいた期間にエンドレスのハイスピードで100まで到達するRTA(EQUALINEのRTAで一番簡単なカテゴリー)でRTA走者デビューもしました。

この頃になると段々と70辺りまで到達できる頻度も上がり、5月9日には92や95で時間切れをしてリアルに叫んだりもしました。

そして5月10日―――

クリアした瞬間すごい声を上げて過呼吸を起こしました。
毎日何時間もQMをやる…というレベルではなかったのですが、初クリアまでに1ヵ月ちょっとかかりました。それだけ時間がかかった分、達成感が物凄かったです。

因みに2回目のクリアは5月21日でした。
「QMは初回のクリアから2回目のクリアまでそこそこ時間がかかる」と聞いた事があったのですが、正にその通りでした。

並走会に応募するまで

5月31日にEQUALINE全クリ耐久配信とかいうすごい企画を行う事がTLに流れてきたので、当日ちょこちょこ観てました。

耐久配信が行われてる最中にSKBさん(RiJでEQUALINEを走られた方)がEQUALINEのDiscordサーバーの事を呟いていらしたので、翌日に参加しました。

6月4日にEQUALINEのDiscordサーバーで貧弱さんが「RTARacingでQM並走会をやりませんか?」と並走会の話を持ち出してきました。

この時点で並走会の参加条件である「QMを2回以上クリアした事がある」は満たしていたのと、RTAイベントに走者として出る経験をしたいと思っていたので、ちょっと興味はありました。
…が、「クリアもままならない私が参加してもいいのか…?」と思ったので見送っていました。

6月9日に制限時間2分残しと15回くらいの起動を達成して全実績解除できました。

EQUALINEの全実績解除率は2024年7月6日現在5.1%です。約20人に1人の「1人」になれた!!

QM並走会に興味はあったのでDiscordでのやり取りは時々こっそり見ており、私が参加表明を出すまでに参加表明を出していた方及びその時点での自己ベストは以下の通りでした。

清希翔音さん(5分48秒81)
Noalgaさん(4分39秒00)
Saphirさん(5分27秒09)
SKBさん(5分2秒33)
ドゥーさん(7分3秒)
貧弱さん(9分29秒00)

おいヤベー方ばかりだぞ(褒めてます)
この中だと貧弱さんが一番遅いですが、10分切りができてる時点でかなり早いです。4分台はいろいろおかしい(褒め言葉)

並走会は自己ベストを元に時間差をつけてスタートする方式で、実力差をあまり気にせずに走れるという事なので、自己ベストが11分26秒だった6月15日に参加表明を出しました。

応募後~本番まで

応募時点での私のQMクリア率は約50%、平均クリア時間は約14分だったので「一回ではクリアできない可能性があるので足切りタイムのようなものは設けますか?」といった事をサーバーで聞いておきました。
いろいろと相談した結果、足切りタイムは25分になりました。私にとっては終盤で失敗したら完走が危ぶまれる時間なので、何としてでも一発クリアせねば!

と言う訳で参加表明を出してからは毎日何回もQMをやりました。
参加表明を出してから1週間くらいは11分台が一度も出なかったり、その日のクリア率が60%程(良くて70%程)だったりと不安になっていました。

6月22日頃からその日のクリア率が80%を超える日が急に増え、11分台が出る事も増えました。6月24日には初の10分台も出せました。
やはり回数を重ねる事は大事ですね…!

この3日間が特にクリア率高かった

私が応募した後にpineさん(6分50秒60)とみっと兎実さん(7分45秒08)も参加表明を出して並走会の参加者は9名になり、3人並走の予選を3回やった後にそれぞれの勝者3人で決勝戦を行うという形になりました。

並走会前日の6月27日に組み合わせ抽選会が行われ、私は予選第1試合でSaphirさん、ドゥーさんと並走をする事になりました。

並走会当日の夕飯後に一回QMをやったらまさかの自己ベ更新。10分24秒でクリアできました。
RTA走者あるあるの「イベント直前に自己ベ更新」がこの身に起きるとは思いもしませんでした。

私が確認した範囲では、貧弱さん、Noalgaさん、みっと兎実さん、私の4人が応募後に自己ベストを更新していました。
やはりイベントがあるとモチベが上がるものですね。

本番(予選第1試合のみ)

最初に言わせて下さい。独り言うるさくて申し訳ありませんでした!!
貧弱さんの解説とダダ被りじゃねーか!!

QM並走会は、走者がそれぞれ配信している画面をRTARacingのチャンネルでミラー配信するという方式で行われました。
スタッフさんとのやり取りやスタートの合図はDiscordのテキストチャンネルで行っていた為、並走会の時の私のパソコン画面は真ん中にEQUALINE、左にDiscord、右にLiveSplit、OBSは最小化というウィンドウ配置にしていました。

スタートの合図はDiscordのCountdown Botで行われました。これは「!c」というコマンドを打つと自動で10秒のカウントダウンを行ってくれるボットです。
過去にRTAイベントのボランティアで使った事があったので「お、知ってる知ってる。これ使うのね」と思いました。

で、肝心の走りですが…

敗因:56で約1分半沼った

皆さんも一緒に考えてみましょう

7-2+8×4=52は何度も通っているのに、何故早く気づけなかったんだ…と見返して思いました。見えない時はとことん見えないし、パニックに陥ると尚更見えなくなる。
チャットでpineさんが「この56本番で引きたくないなあ」と仰ってたので、早い方からしても嫌なパターンだったようです。

見返したら、案の定56で沼っている間にお二人に抜かされていました。
逆に考えるとそこまではハンデのおかげで程よくリードしていたので、時間差スタートの方式も面白いんだなーと思いました。

上の画像(私の配信画面)の右側にも書いてありますが、並走会に参加するにあたって低い方から

  • 時間内の完走

  • 平均クリア時間より早い12分台

  • 並走会直前に出した自己ベスト(10分24秒)の更なる更新

の3段階の目標を設けていました。
本番でのクリア時間は13分3秒だったので達成できた目標は完走のみ。う~~~ん、正直言って悔しい。

完走後にDiscordのボイスチャット(解説の方がここで喋っていた)にSaphirさんとドゥーさんが入っているのを見て「私も入っていいのか…?」と思っていたら、「可能ならボイスチャットまでお越しいただけますでしょうか?」と連絡が。
走者としてイベントに参加するの初めてだったので、よく分かってなかったです!すいませんでした!

走りとは関係ない事ですが、最初にSaphirさんがスコアカンストしてる画面を映してたので、私も全実績解除の画面くらいは出してもよかったな…と思ってます。

完走後やアフター

自分の出番が終わった後は、並走会をそのままずっと視聴していました。

予選第2試合以降はハンデによって「追いつくか!?逃げ切れるか!?」とすごく盛り上がる試合が続いて熱くなりました。
56であんなに沼らなければもっとこういう風になったんだろうなぁ…。ぐぬぬ。

決勝戦は清希翔音さんが約1秒差でギリギリ逃げ切って優勝!おめでとうございます!本当に熱かった!!

並走会が終わった後は、走者と解説者が集まってボイスチャットでEQUALINEトークやら何やら喋るアフターが始まりました。

Noalgaさんが自分の配信画面をDiscordの画面共有で見せて下さったのですが、5×5の大きな盤面で解くミッションをターゲットの数字を隠した(=求めるべき数字が隠されている)状態で一発で解きまくっていて宇宙猫の顔になりました。一体何が見えているんだ…。

アフターの時にMisskeyを見たらフォロワーさんが「熱い並走会を見て勢いのままにEQUALINEを買った」と仰ってたので、フォロワーさんに「ご購入ありがとうございます!」と言い、ボイスチャットで「今日の並走会を観たフォロワーさんがEQUALINE買ってました」と報告。皆さん喜んでました。

いろいろ話せて楽しかったです!ありがとうございました!

最後に

RTAイベントにボランティアで関わるようになってから約2年、走者としてイベントに出る事になるなんて当時は思いもしなかったです。

初めて走者としてRTAイベント参加したのでちょっと戸惑った事もありましたが、大きな問題なく終える事ができてよかったです。
走り自体は悔しさが残るものでした。せめて12分台出したかったー!

執筆時点でRTAはEQUALINEしかやっていない上に「RTAは遊び方の一つ」という緩いスタンスなので、今後RTAイベントに走者として参加するかどうかは全く分かりません。

何か縁があってまた走者として出る事になったら、今度はもうちょっといい走りをしたいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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