顎変形症と噛み合わない歯とくいしばり 新しいマウスピースを作った
※補足※
ここでのマウスピースは睡眠時に装着するもので、歯並びの矯正用のものではありません。
夜眠る時、私はマウスピースを着用している。
おそらく6年以上、いくつかのマウスピースを試してきた。
初マウスピースは行きつけの歯科で作ってもらった。
柔らかいタイプのマウスピースですぐちぎれてしまって、何度か作り直した。
その後、硬いマウスピースを他の歯科で作った。
上下のマウスピースを使用して、硬質でツルツルのため歯のくいしばりを緩和するというものだったが、これも1年弱で穴が空いた。
本来は永久的に使用可能らしい。
そこで次は更に硬質の材料で作られることになった(先生的には永久的なことを証明したいらしかった)。
それも1年ほどで穴が空いてしまった。
そして現在、行きつけの歯科でも硬いマウスピースを作ることが出来ることが分かり、作ってもらった。
こちらは厚手の素材で基本は上の歯用らしいが、私の依頼で下の歯用にしてもらった。
上の歯は舌で押さないように気をつけたり、食事の際になるべく前歯を使うようにしたりして良い位置へ歯を動かせるかどうか検討したいため、下の歯にしてもらった。
ただ、今回のマウスピースは歯と歯の間を遮らない形態で装着できるので、全体的に歯並びが変えられるかもしれないと期待している。
(行きつけの歯科の先生はそんなに思い通りに行けばいいけど……と率直な意見をくださった笑)
歳を取り、過去を振り返るくらいなら何事もやらないよりはやってみようかな、と思うようになった。
取り返しのつかないこと以外はね。
顎変形症だが、YouTubeでよく見ているチャンネルで口腔外科出身の先生のチャンネルがある。
普段はリンパに関する斬新な手法を紹介しているのだが、くいしばりについてもよく発信されている。
そこでたまたま目にしたのが『テーピング』だった。
耳たぶの後ろの辺り、鎖骨の中央辺りや胸鎖乳突筋の付け根辺りをちょこっと適当にテーピングするだけ、というもの。
このチャンネルでの紹介ではお顔のリフトアップが目的だったのだが、私にとってはいらない筋肉のハリを取って顔周りを弛めるついでにリフトアップ!と伝わってきた笑
その他にも調べてみたが、顎変形症ではなく顎関節症向けのテーピングしか出てこなかったが、こちらも参考にしてプラスで利用することとした。
皮膚に優しいテープを買いにドラッグストアへ。
とりあえず手の赤ぎれ用の小さいものを購入(いちばん安かったし形状が異なるだけでテーピングにも使える)。
皮膚への違和感なしで優秀だ。
これからしばらく試してみて、良さそうなら定期的にテーピングしてみたいと思う(身体が覚えれば良いらしいので永久的に貼る必要は無いらしい)。
顎変形症は骨の変形なので物理的に治療しないと改善しないかもしれないが、骨は動くし溶けるので、筋肉の緊張が緩和すると何かしら変化があるかもしれない。
私の顎変形症の場合は重症というものではなく、日常生活への支障はほぼない(くいしばり以外は)。
見る角度によっては顎の辺りが非対称(斜め下から見るとわかる)な感じだ。
正面からだとほとんど気にならない。
何もかもが微妙な程度なのだ。
そう、私の生き方のようにね。
余談だが、好きなことを仕事に、とか言うけれど私の場合は1人でゴロゴロすることが何より好きなので仕事にならない。
子供の頃からそんな感じだった(いろいろあって貧血があったからかも)ので、本来の私は本当に何もしないのだろうと思う。
その反動で異常に勉強したり仕事をしたりする時があるのかもしれない。
そういえば、少なくとも話をすることは好きなので、それは今のところ仕事では役に立っている。
プライベートではあまり役に立っていないかもしれない(初対面の人には役立っている)。
身体をケアしつつ、残りの人生を楽しみたいと思うのである。