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定期的に思い出すことについて
以前(10年以上前なので、2015年より前かな……)吉祥寺にあるハモニカ横丁でたまたま運勢的なものを見てもらった時のこと。
複数の占いを駆使してプログラムを作ってデータを出して占うおじさんだったのだが、おまけ的な話をしてくれた。
それは、
私には「綺麗な人なら男女関係なく心惹かれる傾向」が占いから読み取れる
という事らしい。
そりゃ、綺麗が売りの俳優さんとかモデルさんに会ったら誰でも注目するだろうし心も惹かれると思う。
ただ、ひとつ言えることは、私は見た目だけではそこまで惹かれないという点。
私は他者を見る時に、無意識に性別を超えた部分で相手を見る傾向にある。
だいたい、無意識にその人のおでこの辺りとか顔を見ているはずなのに意識は違うところを見ていることが多いため、目が開いているのに全然違うものが見えている(なにかのイメージみたいなもの)ことが多い。
(ちなみに、面接の時とかは相手をちゃんと見ている)
何を見ているのか考えてみると、その人のこれまでの背景的な部分(人としても魂としても)のようである。
子供の頃から興味のある他者との距離感がおかしい所があるので、大人になってからは気を付けている。
年頃の人からは「この人、自分に気があるのでは?」と思われていたに違いないが、そういう部分ではない興味だった。
自分以外の人がどのように生きてきて、どのような考えを育んできたのかを知ることはとても楽しいのだ。
結論としては、人の魅力は単純では無い。
ということ。
そして、私は色恋沙汰にはあまり関心がないということ。
結婚相手を見つけたら、その人との人生を創意工夫しながら育んでいくくらいでちょうど良い。
相手に求めすぎず、何かしら不足を感じることがあるならその原因を突き詰めると意外なところにたどり着くのだ。
大抵は自分の中の何かしらである。
時には外部からの刺激も必要だが、結局、自分の中に答えがある。