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美しいお肌を目指して 脂漏性皮膚炎について

産まれる前から顔にできものがあった。
体内で感染するという尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というイボだ。
今は出ていないが、大人になってからも出てきていた。
右の小鼻の付け根あたり。

【尋常性疣贅の治療】
皮膚科で行うのは毎回、液化窒素で凍結して組織を崩壊させる治療法だ。
子供の頃は親からの説明もなく(基本的に説明をしない親だった)、病院に行くのが怖かった。

コロナ禍真っ只中だった時期にマスクをする機会が増えて、夏場に顔の皮膚が赤くなり、痒くなった。
尋常性疣贅も出てきていたこともあり、皮膚科へ。
尋常性疣贅の治療の際に、脂漏性皮膚炎が出ていると言われた。

脂漏性皮膚炎?と思ったが、薬で良くなったので(顔のデリケートな部分だったため非ステロイド系の薬だった)やはり脂漏性皮膚炎とやらが出ていたのだろう。

その後、忘れていたが今でも痒みが出る時があるのでいろいろ調べて市販の化粧水や洗顔料、ついでにシャンプーも購入した。

今回、なぜ皮膚科に行かなかったかというと、
・皮膚科に行くほど痒くないと感じたこと(忘れた頃にちょっと痒くなる)
・近隣の皮膚科はどこも、いつも混んでいるので1時間以上かかること
・予約システムのある皮膚科はちょっと遠いこと
・常在菌に対しての反応によるもののため日常でできる対策を考えたいと思ったこと
・私の症状は経験の豊富な皮膚科医でないとわからない程度

という点が主な理由。
近所のいつも混んでいる皮膚科の先生は混んでいるだけあって診察が適切。
その先生から言われたことで、脂漏性皮膚炎を知った。
それまでは脂漏性皮膚炎が出ていなかったか、言うほどでもなかったのか、特に言われたことは無かった(その先生には以前にも身体の方の皮膚の治療で1度診てもらっていた)。

【脂漏性皮膚炎 対策の効果】
使ったその日から痒みが気にならなくなり、日に日に肌が綺麗になっていくのがわかる(周りの人からは分からないかも)。

気づかなかったけど赤みがあったことや、何をしても代わり映えのなかった毛穴も整ってきており、肌の感じも落ち着いてきているし、どことなくサッパリしているけれどピカピカしてきた。

元からそれ程酷い状態では無かったのだが、慢性的に痒みがあった(何となく)ため、年齢的に早めに対策をしようと思った。
それが今年(2025年)。
急に思い出して調べ始めたのも今年。

【脂漏性皮膚炎とは】
脂漏性皮膚炎は30~40代の男性に多いらしいが、肌の常在菌(マラセチア菌)に対して身体が炎症を起こすことで脂漏性皮膚炎になるそうなので誰にでも起こりうるものでもある。
肌のバリア機能の低下が引き金になるとか、そういう研究結果も最近出ているらしい。

ニキビ治療でもなんだがスッキリせず、何をしてもスッキリしない人は脂漏性皮膚炎を疑ってみるのもありかも(皮膚科に行ってから)。
脂漏性皮膚炎について、まだまだ情報が少ないそうなので今後に期待。

【脂漏性皮膚炎に有効な成分など】
アゼライン酸やグリチルリチン酸ジカリウム、グリシルグリシンという成分が炎症を沈静化させて症状を押えてくれるとか。

コラージュフルフルの液体石鹸とか泡の石鹸の成分も良いらしい。
抗真菌(抗カビ)成分「ミコナゾール硝酸塩」と殺菌成分を配合していると記載あり。
ある意味で脂漏性皮膚炎はいわば、カビみたいなものらしい。

【スキンケア用品を選ぶポイント】
私はまずどんな成分が何に効くのかを調べてから商品を選んでいるので、あまり目移りしない。
注意したいのは、相乗効果で効く成分があるかどうか、相性が悪い成分があるかどうか。
成分や含有量などで選べば、無意味に高額な商品を買わなくて済む。

※理屈や原理を知ることは、スキンケア用品以外にも通じるところがある。
〇〇が~に効く!とかは理屈や原理を知ってから飛びつくのが良いかと。
無駄なく良いものが選べるし、無駄なく良い物を販売してくださる組織や企業にこそ長く続いてもらいたい。

【情報に踊らされず上手く活用する】
とはいえ、かつてはこんな風に考えられるほど知識も経験もなかったので身をもって知ったからこそ。
当時はインターネットの普及も今ほどではなかった。
今は情報の取捨選択をして適切な使い方を身につけて賢く生きてゆける時代。

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