MCU一気見の刑に処す⑦『アベンジャーズ』感想 - まんさん、逝く

警告
本記事は映画『アベンジャーズ』および
MCUシリーズのネタバレを含みます。

こんにちは。
MARVELシリーズ初見の俺が、所謂「Marvel Cinematic Universe」シリーズとして括られる作品群を、『アイアンマン』から『アベンジャーズ:エンドゲーム』まで一気見するマラソンという名の暇潰しです。

今作は遂にやってきました『アベンジャーズ』です！

ここまでアイアンマン、ハルク、マイティソー、キャプテンアメリカとMARVELヒーローのイカしたアクションを楽しんできた俺は、未知の敵を相手に縦横無尽の活躍をするアイアンマンとソーや、ハルクとキャプテンのゴリラコンビが肩を並べてバッタバッタと敵をなぎ倒すシーンを想像して、もう正直キービジュアルの時点でビッチョビチョでした。

俺の中の「キャラ同士がイチャイチャやってるのを萌えとして消化し莫大なアーク・エネルギーとして変換する部分」、即ち心の中のまんさんの部分も、リアクターをギュンギュン回して衝撃に備えています。

しかしながら、そんな俺の中のまんさん総会を全員ブチ切れさせる展開が序盤から襲いかかります。

まんさんA「弓おじ、ポッと出の絡み少ないモブ同然だったくせに、いきなり雑魚4アンド洗脳完堕ちでメインキャラの邪魔ばっかしてて草も生えないが？」

まんさんB「ジェレミー・レナーさん失望しました。ミッション・インポッシブル視聴やめます。今までありがとう私の青春……」

まんさんC「ロバートダウニーJr最強！ロバートダウニーJr最強！」

ぼく「やめろ！本編視聴中にキャラクターを俳優名で呼ぶな！」

まんさんA「ロキとかいうやっすい過去キャラ使い回しｗ小物すぎワロタですｗ」

まんさんB「もう見た　知ってる　これラストの方でキューブの力が制御しきれなくなって自滅するやつ」

まんさんC「ロバートダウニーJr最強！ロバートダウニーJr最強！」

ぼく「やめろ！本編視聴中に勝手に展開予想して、合ってたら実質ネタバレでムカつくし外れてもバイアス無しで素直に見られなかったからなんか損した気になる地獄のやつをやるのは！」

ぼくが心の中のまんさん達にボコられている間、映画の中のヒーロー達も敵の策略にハメられ、力を発揮できず、心を違えたまま散り散りになっていきました。

あと今更ですが、ハルクことブルース・バナーの俳優が変わっているのが、短時間でシリーズ一気見してるせいかどうしても慣れず最後まで異物感〜ニュ！(秀徳並感)でした。

まあでも、そんなこんなで弓おじがナターシャにボコられたりコールソンくんが4んだりしていい感じにアベンジャーズが結束し、決戦のバトルフィールドがマンハッタンへと移ります。

最終決戦のロキ率いるチタウリ軍VSアベンジャーズはもう映像が圧巻すぎて！
『アルマゲドン』『インデペンデンスデイ』なんかでもそうですが、マンハッタンの街並みがボッコボコに壊されていくシーンはいつの時代もみんな大好きなんだなと。

ラスト付近で特に好きなシーンは、
・スタークがタワーから落下しながら新スーツを装着しメインテーマが流れるシーン
・ついに集合したアベンジャーズにキャプテンがおっきい声で戦術を伝えるシーン
・集団戦で膝をついたキャプテンにソーが手を貸し立ち上がらせるシーン
・みんなめちゃ苦戦してたし何度も胸糞悪くさせられたロキをハルクが一瞬でしばくシーン
・最初から明らかに足りないだろ……と誰もが思っていたであろう弓おじの矢が途中でやっぱり無くなるシーン
・ロキを追い詰めたアベンジャーズのドセンターで思いっきり弓おじがキメ顔してるシーン

もう最終決戦のシーンはこの他にもキャラ同士の共闘や爽快なアクション&映像美が過剰供給で、序盤に燻ってた心のまんさん達も、無事に全員成仏なされたのでした。

そんなわけで初『アベンジャーズ』はめちゃくちゃ楽しめました。

次回は『アイアンマン3』です。

ではまた。