繋がりを見つめる
現在、愛知のGALLERY龍屋さまで開催中の
Tatsucon Selection 2021 -Aichi-(タツセレ2021)に出展している
新作2点のお話です。
「芽吹く色」 S3号
自然や大切な存在との繋がり。
新たな繋がりはきっと、私たちの心に様々な色を咲かせてくれる。
これからもっともっと咲く。
新しい繋がりは心にパッと花が咲くような気持ちになると同時に
心地良い緊張感のようなものも生まれます。
それらを、普段より鮮やかめな色と「白」に
込めました。
「夢のあとを結ぶ」 P3号
会社員時代、お世話になった方からの
「晴智さんの作品に心を救われた」と言う言葉を
色数を縛り、思い出しながら描いた作品です。
ふわっと心が軽くなるような、そっと救われるような
出来事ってありますよね。
スイートピーの花言葉は「優しい思い出」
皆さまの思い出に寄り添えますように。
そんな願いを込めて。
コロナ禍。
今まで以上に「繋がり」について考える機会が増えたのかな、と思います。
私自身は昨年、他県に住む友人や祖父母に会えず寂しい気持ちになったり
今まで作品やギャラリーを通して得た繋がりの有り難さを噛み締めながら
作品制作に取り組んでいました。
ほどけないように強く結ぶ、繋ぎ止める、
記憶に残す…
昨年末に開催されたタツコン2020のテーマが
「繋がり」でしたので、今回は私なりの
「繋がりのあと」を描きました。
ちなみに、タツコン2020に出展した作品はこちらの
「淡い夢のあと」です。
今作は普段と同じような雰囲気ですが、
久しぶりに自身の記憶や経験を元としたので
描く際に勇気が必要でした。
ラフの前でじっと固まっている時間も長かったです。
ですがその分、自身を見つめ直したり
様々な記憶を思い出す時間となれたのではと感じています。
素晴らしい機会をいただけたことに感謝いたします。
出展作品はギャラリー様が通販対応もしてくださっています。
詳しくはギャラリー様のツイートをご覧くださいませ。
もしご縁がありましたらよろしくお願い致します。