相談するという事
キャリアコンサルタントとして若者の就労支援機関で働き始めて10年以上が経過していますが、来所する方のお話を伺うと、困りごとや不安を吐き出せず、一人で抱えている方の何と多いことか!!
そしてこれまで中々人に言えずにいたことを私に話してくれたことにも、とても感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
この十数年、すさまじいスピードで社会は変化し、時代の流れを感じるものの、人間の心はそう簡単には変化しない。相談の主訴の傾向は変わらない。そう感じています。
ただ、相談に来る層には変化がみられる。
増えたのはママ、そしていわゆる就職氷河期世代と言われる30代後半~40歳代の方々。
新たなライフイベントと共にミドルエイジの危機にも直面する世代。(私も同世代)
単なる就職を支援するというより、本来はその方の生き方、キャリアの築き方を支援する必要性をとても感じる。
それを実行するにはそこに向き合うご本人の覚悟が必要であり、とても勇気がいること。
でも方向性が決まり、行動に移せるようになると表情が晴れやかになる。
まるで暗闇から抜け出せたかのよう。その方の力が発揮されだす。
そんなときがキャリコン冥利に尽きるとき。
いつまでも応援していますよ^^
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