予測する将来のヨガの推移―期待される有用性や社会現象などー#1


先日RYT200を取得した際の私の卒業レポートを公開します〜!!全部で6000字超えの超長文なので、覚悟してお読み下さい!
どなたかのためになれば嬉しいです🙏

ハレークリシュナ ハレークリシュナ
クリシュナクリシュナ
ハレーハレー
ハレーラーマ ハレラーマ
ラーマラーマハレーハレー


🧘‍♀️


1.現状

2020年、コロナウイルスにより人々の生活様式は大きく変化した。


都市化していた世界各国はウィルスの流行により、ソーシャルディスタンスを保たなければならなくなり、ワクチンのないこのウィルスに対してマスクをする、距離をとる、手を洗い消毒をする、ことでの対応を余儀なくされた。このように生活様式が変わる中、一般のヨガスクールではどうだっただろうか。


現状、コロナウイルスの流行から約半年がたち、多くのヨガスタジオを含むフィットネススタジオや飲食店やその他店舗が経済的困難を理由に営業を続けることが難しくなくなっていった。

特にHOTヨガは温度管理のために部屋を閉め切り、隣の人とギリギリにマットを敷きヨガをしていたため、今回のコロナウイルスで“ソーシャルディスタンス”という言葉が出始めてから、今までのように数十人を一気に、というレッスンスタイルではやりにくさを感じているようでならない。

HOTヨガ以外でも今までヨガのレッスンというと広いスタジオや公園などにずらーっとマットを敷き、インストラクターがマイクをつけ、みんなに見える位置でポーズをとり生徒はその声によって動き、分からなければインストラクターの姿を見る。

しかし、今回のウィルスの大流行により、人の集まりは避けられるようになり、イベントは中止、スタジオは閉鎖、もしくは検温をし、手指の消毒をした上での少人数でのレッスンがベーシックとなりつつある。

これに対して私の意見を交え予測される将来のヨガの推移や期待される有用性について、話していきたいと思う。


2.今までのヨガとヨガに関わる姿勢と考え方


今まで日本でヨガをするというと、大手スタジオか個人のスタジオに通い、数人でヨガをするのが一般的であった。

しかし、同じ空間に数人いると、生徒としてもインストラクターとしても“比較”の目が出てきてしまう。(素晴らしいインストラクターならそうはならないのだろうが)

インストラクターは、レッスン中人によっては何度も、「人と比べず、自分の心地よいところでポーズをとってください」などと言ってくれるものの、横にいる人とどうしても自分を比べてしまう経験が、私は少なからずあった。

このRYT200のスクールに入る前に通っていたヨガスタジオで、レッスン中「この人私より開脚している、すごいなー」とか「この人身体固いんだなぁ」とか、レッスンに通い慣れればなれるほど、ポーズに集中することより、周りの観察をしてしまっていたと振り返る。

体は人それぞれ違い、人と比べることではないと頭では分かっているつもりだが、横にいる人はやはり気になる。

それがいろいろな人がいる、としていい時もあれば、気が散る要因になることにもつながることもあった。

そして大手のヨガスタジオを退会し、こちらのRYT200のスクールに入学した。そしてヨガをアーサナだけでなく多角的に2年半かけてここまで学んできた。

そこで思う事は、ヨガを学べば学ぶほど、多よりも個、なのである。


ヨガでは決して周りと比べず、自分自身と向き合いながら心の癖や考え方の癖をとり、自分らしく生きていけるようにマットの上で練習するものだと考える。

ただ現状のスタジオでは、現代社会と一緒で横を見れば、人、前を見ても、人、といったようにどうしても常に周りに人がいて、人と比べる癖のようなものがあるように感じる。

逆を言えば、ヨガをしているときぐらい、比べなくてもいい、インストラクターとしてそんな瞬間を意識的に作って良ければいいなぁと思う。そのために、このコロナウイルスで人と人の距離が開き、いい意味での距離感を保ちながらヨガができるのはとてもいいことであるように感じる。

今までの効率やたくさんの生徒に一気に教えることで売り上げをあげる、というスタイルから、少人数でていねいに、という方に今後時代としてもシフトしてくると思う。

決められたアーサナを順番通りに取っていくのではなく、生徒さんの今日の様子に合わせて、アーサナをカスタマイズし、一人ひとりの身体に無理のないようにポーズをアシスト、アジャストしていく、身体のプロとしてのヨガインストラクターが今後もっとたくさん出てくるのではないかと思う。

今ヨガインストラクターの職場と言えば、大手のヨガスタジオかフィットネスクラブ、もしくは個人でスタジオを経営されている方だと思うが、今後それよりも小集団で行うヨガ、というのも活発になってくるのではないかと思う。

「ヨガをする」というとどうしてもアーサナをとることが第一になりがちな現代社会の認識だが、今後はもっと広い意味で「ヨガをする」という言葉が使われてくるとも考えられる。


つづく🧘‍♀️

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