予測する将来のヨガの推移―期待される有用性や社会現象などー#2

卒業レポートの続きです!



3.ヨガを個として捉えるこれからの時代


上記の通り、ヨガは多よりも個、な印象が私の中にあり、現在のオンラインクラス等でつながりを感じながらも結局(受けているの)は個々の場所、であることは今後大きなチャンスであると考える。

というのも比べる必要がないからだ。私は教育に関わる職業をしているが、比べるということが良いことに結び付く可能性は低い。

その点オンライン学習やオンラインクラスと言った距離感はちょうどいい距離感に思う。私個人的には、一人が大好きなのでこのオンラインへの流れは本当にありがたいものだ。

どこに行くにも、参加するにもオンライン上ではかなり手軽に参加することができる。

その手軽さと拘束時間の短さからしても、他のことに時間を使うことができ、充実感をもって生活を送ることができる上に、今まで物理的な距離の問題でアクセスできなかった情報に簡単にアクセスできるようになった。

今後様々なものや経験が更に手軽に手に入る世界でオンラインを使った事業モデルはマストであるため、今後ヨガのスクールやスタジオに関してもうまくオンラインを取り入れながら、伝統的なヨガの教えを守り伝えていく中でいかに発信していくかが大切になるフェーズに入っていくと思う。


時代的なフェーズが変わる今だから、予測される将来のヨガの形は、確実にスタジオを飛び出し、人々の生活と密接につながるものであると考える。

ヨガを深く学んでいる人ほど、Veganであったり環境問題を訴える人が多いことにも納得ができる。

現在抱える地球の環境問題はかなり深刻である。

その深刻さを知っている人がどれだけいるかと言うとその認識は世界各国でも日本はかなり遅れている方だと思う。

最近になってレジ袋が有料化したり、プラスチックのプロダクトを紙製品に変えたり等、変化の兆しはみられているものの、なぜプラスチックを使ったらだめなのか、なぜ減らす必要があるのかといった思考まで掘り下げるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

しかし、この課題はマストであり、今取り組む必要がある課題なのである。そのきっかけとして、アーサナをとりまず自身の“余計なもの”を落とし、自分の身体すらも自然のものであると知り、その体を取り巻く周りの環境、そして身体を動かすため口から取り組む食物、これらも全て自然という1つの円の中での話であり、自分とは切っても切り離せない問題であると知ることにある。

そこで今後は、アーサナをとるだけのスタジオやヨガではなく、生活自体をプロデュースするそんなスタジオや環境が求められると考えられる。


4.変わらないヨガの教え


ここまで変化について話してきたが、変わらないものもある。

それがヨガの教えである。

今、いろいろな形でヨガの教えが人々の生活の中に取り込まれている。

現在では、たくさんのプロダクトや食品、サービスに溢れ、何が良い商品でどれが良くないのか、選択するだけでも1日疲れてしまうほどである。

そのたくさんの選択肢の中から自分に最適なものを見つけ、選択できる力もヨガの教えに通ずる部分がある。

便利な時代だからこそ、不便な時代のヨガの教えは原点回帰させてくれる教えであり、どことなく懐かしさがあったりする。

今必要とされるのは、その懐かしさの中にある新しさなのかもしれない。

そしてどんな時代にあっても心の拠り所として、宗教はあった。

神様を信じて望みを祈る。これは自信を信じることと同じであり、神に祈ると同時に自身の覚悟を決めていることにもなる。

どうしても日本では「宗教」というとちょっと怪しいような、胡散臭いようなそんな目で見られることもあるが、私は神を信じ祈ることでたくさんの夢を叶えて来た。

教育と言う職に就く立場として、子どもたちには大きな夢を持ってほしいと思っているし、必ず叶えられると信じていてほしい。

この先どれだけ、オンライン化し便利になっても、人々の一部の人たちはそれぞれの神を信じ生きていくのだと思う。

つづく🧘‍♀️

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