ばら
わたしはジャッジされるのがこわい
とてもこわい
なぜこんなきもちが湧いてくるのか
と考えていたら
そうか、自分が外側のできごとにジャッジばかりしているからか。
それも厳しめのもの
正論だけど、そこに愛がないもの
そうか。自分が他者にしているから
自分もされると思うんだ
それも、なにに対しても
いつも否定多めのジャッジをしているから
わたしもみんなに否定されると思ってる
あたまでは、やさしくしたい、みんなを愛したい、優劣なんてない
なんておもいながら
まったくできていない
でも、もとをたどってゆくと
わたしは私をたくさん否定して傷つけていた
だから、他者もたくさん否定して
だから、わたしは誰かから否定されるはず
という無限ループの中にいたんだ、と思った
真っ赤な薔薇はとても魅力的
棘があってもそれさえも魅力
おはなのなかでいちばん高貴なもの
それをただたのしめばいい、だけ