自分株式会社の基本理念
著書「ビジョナリー・カンパニー※」を読んだ。本書の内容に沿って、自分自身の基本理念を決めると、自分の進むべき方向性が見えてきた。
ビジョナリー・カンパニーとは、所属する業界における優良企業であり、50年以上、大きなインパクトを世界に与え続けてきた企業のことである。
本書では、ビジョナリー・カンパニーの具体的な取り組みから、共通の概念と特徴を抽出し、まとめ上げられている。結論、主な特徴は以下の4つ。
➊時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。
→あれこれ考えずにまずは行動しよう。幸運の女神は、どこまでも粘り抜く者にほほえむ。
➋「ANDの才能」を重視しよう。
→一見両極端にあるようなをAとBを追求しよう。貪欲さが大切。
➌基本理念を維持し、進歩を促す。
→基本的価値観(組織の不可欠で不変の主義)と目的(組織の存在理由)を持ち、それを組織に浸透させる。
➍一貫性を追求しよう。
→基本理念に逸れたことは行わない。
組織経営の視点で大切なことはもちろんだが、個人に置き換えて考えれば、個人の人生を成功に導き、より豊かにできると考えた。
そこで、自分を自分株式会社として、上記➊~➍を考えてみた。
➊時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。
→深く考えすぎず、まずは粘り強く行動。noteとTwitterの毎日発信をとりあえず続ける。
➋「ANDの才能」を重視しよう。
→"仕事の成功"と"プライベートの充実"という一見相反することの両立を実現する。
➌基本理念を維持し、進歩を促す。
→基本理念は「"仕事の成功"と"プライベートの充実"で人生を豊かに」。これを自分のプロフィールに掲げ、毎日見えるようにする。
➍一貫性を追求しよう。
→"仕事の成功"と"プライベートの充実"に繋がらない発信はしない。後ろ向きなことや批判は言わない。
こうして言語化すると、自分の進むべき方向性が見えてくる。自分の考えややることを言語化することの大切さを感じた。
自分株式会社がビジョナリー・カンパニーになれるように日々精進します。
【参考文献】
※ジム・コリンズ, ジェリー・ポラス, 『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』, 日経BP社, 2014/8/25.