3月16日　再検査の日

3.16

この日は仕事予定でしたが、年度末も迫ってきて、
年内に有給を消化しなくてはいけなかった私はここで有給を取得しました。

当日になってものんきで、「帰ってきたら保険の手続きしよーっと！」と思いながら出かけました。

久々の総合病院でしたが、甲状腺をとったときのことを思い出しながら、
（20代中盤で、甲状腺濾胞線種という良性の腫瘍ができ、全身麻酔で片側を全摘している）
ここはきれいな病院だなぁなんて思ったり。（驚くぐらい汚い病院だった。しかも当時院内に喫煙所があって、
不良な私はタバコを吸いに点滴をガラガラしながら出歩いていた…本当どうしようもない私）

昔の思い出に浸りながらも、高齢の方が娘さんやヘルパーさんと来ていたりするのを見ると自分の親と重ねてしまい、
近くに住んでいないことへの罪悪感が襲ってきて、苦しくなったりしていました。




そんなこんなで呼ばれて中に入り、まずはマンモを撮ってきてほしいと先生より言われました。


やはり(;´Д｀)！！！！！



実は、私はマンモをやったことがありません！
職場の方や先輩方の話で「めちゃくちゃ痛い！」ということを聞いていたので、
ついに私もやる時がきたか！！
なんて思てました。
（マンモとはマンモグラフィー検査のことで、おっぱいを板に挟んでX腺をとることです）


言われて向かった部屋はレントゲン室の奥のほうにあり、（たしか）『乳腺撮影室』なんて書かれていました。


中に入ると、すっごく若くて！すっごく可愛い技師さんがいてビックリしました！
マスク効果があったとしても、きっとあの子は可愛い…！！！

そんな技師さんの前で恥ずかしいけどおっぱいだして、きっとこの子はすごくきれいなおっぱいなんだろうなぁ～
私も20代はすごくきれいな胸だったよ、なんてくだらないことを考えながら撮影しました。


しかし、可愛い技師さんに苦労させることになってしまいました。何度も取り直してしまった・・・


なんせ胸が小さいので、うまく板と板の間に挟めません。
なので、かわいい技師さんに、「これ、あってるんですか！？」と言ったり、
技師さんが私の胸を一生懸命板の間に入れるので、「私、ふんばってていいんですか！？」とか言ってみたりして、
可愛い技師さんはめちゃくちゃ笑ってくれたりして、なんか楽しく撮影しました。

たしかに痛かったけど、一瞬なんで問題なしでした。よかった～～～




そのあとまた乳腺外科の診察です。

今度は最初に話した女医さんに、エコーをしてもらいます。

前の先生と違い、エコーしながらの会話とかはありません。
画面も私からは見えないようになっていたので、目をつむっていました。


そしてやっと口を開いたら
「あのねぇ、〇〇(無料検診の)先生の言ってたところは問題ないんだけど、
ここにしこりあるのわかる？」
と・・・・！！！


私　　え！？知らないです。

先生　触ってみて

私　　ほんとだ…！

先生　これね、針を刺して細胞の検査させてもらうから



はいはい来ました、細胞診！！

以前甲状腺濾胞線種という謎の良性のしこり(甲状腺右側全部)をとった時にも経験したので痛いの知ってますよー！

しこりに針を刺して細胞を吸い出す！恐ろしく痛かったのを覚えています。

前は首だったけど、おっぱいだから平気だし！！！！
と心構えをして、手の指に爪を食い込ませて痛みを和らげる(ごまかす)という作戦で乗り切りました。
実はさっきのマンモの時も、同じことしてました。


その後、先生からのお話では
「一応病理に出して、問題のあるものなのか悪いものなのか調べる。悪いものならとらないといけないしね。
でもあまり心配しすぎないで。」


ということでした。
「早く結果知りたいでしょ？いつ来る？」という先生。


私の休みとかも聞いてくれたりして、先生がいない診察のない日でも「私来れるかなぁ～無理かー」
と悩んでくれたりして、サバサバしてるけど、やさしいなって思いました。


結局、振替等がうまくできるかわからないので、とりあえず予約して、だめなら電話で変更ということになりました。




この時、私はまだ楽観的に考えていて、
「どうせしこりでしょ。
半年ごとに経過見るとか、良性だけど取りましょうか、のどっちかかな」
なんて思ってました。

帰宅して、保険は来週加入に見送りだな、なんて思って普通に過ごしました。


ちなみにしこりは、左胸の左上、脇のほう。9ミリの大きさで真ん丸でした。