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「美人とかイケメン」の科学的定義?って話(その2)

前回の記事で
「美人・イケメンの正体」について紹介したが
今回は「ではなぜそうなのか?」
という点について解説していきたい。

まず、人が生まれてくる過程において

「遺伝子情報を基に身体が生成される」

という点はご存知かと思う。

基本的に
人は誰しも左右対称な姿で産まれてくる
とされているが
実際はその過程において
いくつかの遺伝子情報に欠損が生じてしまい、
これにより身体の設計図に乱れが起こり、
その差が若干のズレやそれぞれ違った顔、体として
結果的に生まれてくるという事実がある。

そして生物においての最大の使命は

「自身の子孫を残すこと」

これについてもご存知かと思う。

となると、オス(男性)の立場としては
自身の遺伝子をいかに多くのメス(女性)に植え付け
少しでも自身の子孫が産まれてくる確率上げられるか?
という点に焦点が行く。

対してメス(女性)の立場としては
一度オスの遺伝子を身籠ると、
1年近く長い間、身動きが取れなくなる。
それ故、どうせ身籠るのであれば
より優秀なオスの遺伝子を産み落としたい
という考えに至るため、
「数」を重視するオスとは対照的に
「個」を重視するという点に焦点が行く

そしてオス・メス共に共通する点として
子孫を残すことを前提としたとき、
異性を選別する手段として
「外見」からそれらを見極める習性が
つくようになった。

これは選別にモタモタ時間をかけてしまうと
他の個体に遅れをとる可能性があるため
より手っ取り早く、異性を見極める方法として
こうした「外見から判断する」という手法に
辿り着いたらしい。

先ほども述べた通り「美人やイケメン」
これらはつまり「遺伝子の欠損がほぼない個体」
ということを指す為、
自然と異性から注目される確率が高いという話らしい。

遺伝子の欠損がほぼない個体・・・・つまり
オス・メス共に
「より優秀な遺伝子」ということを示すことになる。

オスの場合「優秀な遺伝子を見極める」他にも
「確実にメスが自身の子孫を生み残す」
という可能性を高めるために
「妊娠可能」「より健康かつ体力がある個体」
見極める性質も兼ね備えている。

要は「若い個体」をターゲットにするわけだが
その若さの指標となるのが「肌のツヤ」とされている。

よく「お若いですねぇ~」などと
世間では言うことがあるが
この「若い」というのは
肌の若さを指しているらしい。

そのため、そこそこの年齢であっても
肌が綺麗であれば若く見られるし
反対に実年齢が若くても、
肌がガサガサだったりすると
老けて見えるわけだ。

そんな太古からのオスの習性が
遺伝子レベルで残っている影響か
男性が様々な女性に
目移りしたり浮気してしまったり
あるいは若い子にばかり目が行く理由も
こうした事実があるようだ。

対して「女のカン」といわれるような
女性独特の着眼点や見抜く力が冴えているのも
こうした太古からの「優秀なオスを見抜く習性」から
来ているとされている。

今回は特に実用的な知識でなく恐縮ではあるが
ちょっとした雑談の種にでもなれば幸いである。

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