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はるママの酔いどれ日記【9杯目】:あの頃の私に、グラス越しの再会。

どうもこんばんは、はるです。

酔っぱらうとエモい曲が聴きたくなるんよね。
キリンジ、suchmosあたりが私の定番。
あなたにとっての一曲、ぜひ教えてください。

さて、今夜もおつまみ話を。


「あの頃の私に、グラス越しの再会。」

昨日、高校の同級生と
久しぶりに飲みに行った。
年に一度集まる、懐かしい顔ぶれ。

みんな変わったようで変わっていなくて
乾杯の声とともに、過去の記憶がじわじわと蘇る。

10人ぐらいのグループなんだけど
その友達からはずっと「ママ」と呼ばれている。

なぜ「ママ」なのか。
グループの中で、一番のしっかり者。
母みたいな優しさがあるから。

私は昔、賑やかに話すタイプではなかった。
休み時間は机に突っ伏しているような子どもだった。
きっと落ち着きすぎていることも
「ママ」と呼ばれていた一つの理由かもしれない。

今でこそスナックのママみたいに
話すことが増えたけれど
あの頃の私こそ、完全に聞き役だった。

どう自分のことを話していいのか分からなくて
「うんうん」と頷くばかりだった。

……そんな高校時代を
思い返しながら飲んでいると
ひとりの友達が私に向かってこう言った。

「実はママのこと、よく知らないんだよね。
ママはいつも優しく『うんうん』って話を聴いてくれるから。」

ドキッとした。

昔の私を、まっすぐに言い当てられた気がして。

当時の私は、もっとはっちゃけたかったんだと思う。
自分の話を聞いてほしかった。
みんなみたいに、笑いの中心にいたかった。

でもそれができなくて。
だから「聴く役」に徹していた。

でも今は違う。

私は話を聴くのが好き。
みんなが楽しそうにしているのを見ると
私も心から楽しい感情があふれ出てくる。

あの頃は「仕方なく」聞き役だったけど
今は「好きだから」聞いている。

昔の私と、今の私は、きっと別人。

それでも、昔の仲間と会うと、
無意識にあの頃の私に引き戻されちゃう。

最初の一杯を飲むまでは
ぎこちなく頷いてばかりで
笑うタイミングさえ戸惑う。

でも、少しずつお酒が回ると、今の自分が顔を出す。

来年、またみんなに会うときは
もう少し自然体でいられるだろうか。

そしていつか、自分のお店を持ったら
「私の子どもたち」を招待したい。

あの頃の私ではなく、今の私として。


というわけで、今回はこの辺で。

明日も、ちょっとしたおつまみになるような
そんなお話しをご用意しておきますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました🌸

はる


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