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『宝物は永遠に生きる』
連日Fight for your heartのPV&メイキングを朝晩観ている。
そこには、しっかりと歌詞の言葉を掘り下げて解釈し自分の思いもまぜつつ、新しいことにチャレンジすることにワクワクしながら謙虚に楽しそうにしている、生きる力の漲った瞳の春馬さんがいて、それがたった2年前の事だということが信じられなくて。
今はお空の、もっともっと手の届かないところにいってしまったことが未だに信じられなくて。
誰でも外での顔と内での顔はあると思っている。
私だって、外面というものはある。
でも、嘘がつけなくてすぐ顔にでるから、心に思ってないことは言えない。
なので本音を話せる人としか親しくできないという、かなり不器用な人間だ。
人見知りだし、はじめましての不特定多数の人と集まるのなんかは本当に苦手だ。
私のことはさておいて。
春馬さんも少なからずそんなところがあったんじゃないかと思う。
勿論俳優さんだから外面だとかは大事だし人付き合いも上手にされていただろうけれど、それは決して上っ面ではなく、器用ではないが為に誠実に相手と向き合い常に心からの言葉を紡いでいたんじゃないかと。
一瞬一瞬、本音で正直に思いを語る。
それがお芝居にもきちんと表れていたし、語る言葉に宿っていたし、ちゃんと表情に表れていた。
バラエティーともなれば、チャーミングでかわいらしく、ドラマのオフショットなどでも十分に伝わってくる。そしてそれは、ちゃんと私達に届いている。
だからこそ、ほとんどをリアルタイムでキャッチしてこなかった事が悔やまれてならない。
未だに「作品を観て確実に一生懸命生きている春馬さんを感じ取りたい」と誓った次の瞬間に「なぜ春馬さんは今いないのか。何故この役は春馬さんは演じられなかったのか、何故こんなことに…何故?何故?」と相反する気持ちで揺れ動く。
生まれ持った才能に努力を重ね、年を重ねるごとに魅力と輝きを増していった春馬さん。
だから内面から美しさが溢れていた。
努力を惜しまず、常に自分に厳しかったのだろう。
心から安らぐ場所はあったのかな。
2年前のそれには、相変わらず素敵で格好よくスマートで、それでいて思わずこちらまでもらい笑顔になってしまう屈託のない笑顔と笑い声で溢れている。
そして、抜群の歌の上手さよ!
こんなに、見ればみるほど知ればしるほど、大好きになり輝きを増していく美しい人は二度と私の前には現れないんじゃないかと、本気で思っている。
そして遠い彼方に旅に出た皆の宝物の春馬さんは、それぞれの胸の宝箱の中で優しく温かく永遠に生きる。