初施術初体験出会い
感情いっぱいの文章でお送りします。
待ち合わせ時間よりめっちゃ早く着きました。
どうしよっどうしよっどうしよっ
戻ったり進んだりうろうろうろうろ……
だめそうだったら逃げれば良いんだ。
(良くないよ)良い子の私
私の顔はバレてないし、服装とかなにもバレてない。大丈夫。
(だめだよ。予約したのに)良い子の私
あ!これを良心と言うのか。
違う、そうじゃない、どうしよっどうしよっどうしよっ
時間になって先生らしい人がいない。
ちょっと落ち着いた。
と思ったら、先生!!!
それもまっすぐ向かってくる。
えっなんで、なんで私ってわかるの。
着物草履荷物を肩掛けした先生
「なんでわかったか、わかるか」
わかりません。
どこ向かってるんだろう。
会話は記憶に御座いません。
先生は怖くない。
「松山○○事務所に向かってるんねん、知ってるか」
知らない。
まずはお話し
ここを詳しく書くと冷静になってしまうので、後日書きます。
「準備しといてや」
隣の部屋に入る。
準備!準備!
えっとえっと……
どきどきっどきどきっどうなるの。私どうなっちゃうの。
先生入ってきて
「なんで裸なんや」
えっ違うのっ?
どきどきもじもじしながら、先生が何かを出して、手袋を着けるのを見てた。
どうして良いのかわからなくて、正座した状態でじっとしてた。息も止まってた気がする。
気づいたら横になってた。
「 」
指が入ってきた。動いてる?動いてない?
なんにも痛くない。痛くなるの?どうなるの?
「痛くないやろ」
うん。痛くない。痛くない。
あれ!?痛くない……もっともっと
「気持ちいいやろ」
気持ちいい、気持ちいい、ふわふわっ
「少し痛いで」
ほんと痛い。右側、左側、
右の方が痛い。
「力抜きや」
「これも気持ちいいやろ」
指を抜かれて、優しく体を触られる。
体とけてるんじゃないかな。
とろとろ、ふわふわっ
また指が入ってきて、なにこれ、
こんなの知らない。もっともっと
「力抜きや、………治したる」
足をぐるって両足共に左側に倒された。
痛い。痛い。
右側に倒された。
痛い!!!痛い!痛い!
「右側の……が……だからや」
元の仰向けに戻って、
また気持ちいいとろとろ、ふわふわ
急に指を中でぐるって!!
あぁっ
そんな可愛い言葉じゃなかった。
あ゛あ゛あ゛
「ほらもう一回や」
あーあーあー
うわぁっうわぁっうわぁっ
すぐに起きられない。
ずっとこのままいたい。
めっちゃ幸せ。楽しい。
体も頭も心も全部全部幸せ。
なんでこんな楽しいの。
心地良いふわふわっ
服を着て、お話ししたお部屋へ
お話ししたこと、まったく覚えてないし、どうやって帰ったのかも覚えてない。
ただ産まれたての子鹿ってこんな感じなのねってことと、めっちゃお腹が痛かったです。
力入りすぎてたみたい。
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