社員が教えてくれた大切なこと
会社を代表して経営をさせていただく中で、
日々強く、感じることがあります。
・組織はひとなり。
・社員は我が子のような存在であり、家族である。
・全員が生きがいと使命を持ち始めた瞬間、組織は強くなる。
・会社とは、職場であり、そしてコミュニティであり、
また、みんなにとっての学校でもある。
・素敵な志と影響力を持つ組織が増えるほど、社会はよりよくなる。
他にもいろんなことを強烈に感じながら日々経営をさせていただいておりますが、わたしむしろ、日々みんなから大切なことを教わってばかりです。
昨日商談のために、東京に向かう新幹線に乗ろうとしてたときのこと。
あるメンバーから連絡が来ました。
現地時間に換算すると、まだ朝の6時過ぎ。
何かあったかなとすぐ確認をしたところ、思わず泣きそうに。
写真付きのメッセージが届きました。
以下、翻訳して引用。
”今日は3月28日です。
そしてこの写真は、ちょうど1年前の今日撮られた写真です。
僕はこの日、2回目の面接を受けに来ていました。
そして、マダムが採用をしてくれた日です!
こうしてファミリーに仲間入りできてうれしいです。
そして、1年間終えることができました。
改めてジョインさせて下さり、ありがとうございました。
お礼を言いたくて、メッセージをしました。”
こうして、感謝の気持ちを素直にわざわざきちんと伝えられる姿勢に感動したのと同時に、本当に立派だなぁと思いました。
目の前に広がっていることが当たり前ではない、ということ、
そして大切なことを、改めて気づかされた瞬間でした。
そして、走馬灯のように面接をしてからの日々を思いだしました。
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完璧主義の思考癖があることから、臆病になり、挑戦することや発言することを恐れていた入社当初の彼。立ち止まった期間もあったものの、持ち前のピュアでいいハートを活かして、素直に愚直にフィードバックやアドバイスを受け止めるようになり、すぐに実行する姿勢を徹底した。
そして、常に感謝の気持ちを忘れず、果敢にチャレンジする背中は、仲間にも大きな希望を与え、今となっては後輩となる弟や妹らの面倒も率先してみてくれている。
これからも、その素敵な心と姿勢を絶やすことなく、
熱く、やさしくて力強いリーダーになっていって欲しいと思います。
そして、こちらこそが、有難うを述べる立場にあるのです。
規格外であり、トップに立つにはなじみのない女性で、外国人。
そしておまけに年齢も下か、さほどかわらないか。
コミュニケーションは体当たりでとことんしつこく、
主は、彼らの第一言語でない英語。
訳の分からない、聞いたことが無いようなことも、沢山言ってきたかと思うし、なにくそと思わせることもきっとあったろう。
それでも感謝の気持ちも忘れず、信じて一緒に走ってきてくれた。
改めてそれは奇跡でもあり、とてもすごいことなんだと実感しました。
彼だけでなく、メンバー全員がこうして素直で、あったかくて、
一所懸命だということを、誇りに思います。
経営をしているといつもメンバーの成長や生き生きとした笑顔や姿、
お客様の喜ぶ声と、ジェスチャーに心をわしづかみにされる。
輪と和がより大きく、そして暖かくなる瞬間に心がぎゅーっとなる。
改めて、何のために走るのかを感じることができた。
本当にありがとう。
わたしにとって、メンバーは家族であり、仲間であり、
そして大切なことを教えてくれる、先生でもある。
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