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復職ワーママ1年生が学んだ「保育園の洗礼」に立ち向かう唯一の方法

「保育園に行くと病気をたくさんもらってくる」というのは、ワーママになる予定の皆さんにとって共通認識かと思います。

そんな子育ての「当たり前」ですが、実際にどれくらいの頻度で?何日間くらい休む?ということは人それぞれ(子供それぞれ)でイメージを掴みづらく、仕事への影響を心配するワーママさんもいらっしゃるはず。

そこでこの記事では、「ワーママ1年生」が学んだ保育園の洗礼に立ち向かう方法をご紹介します。

ずばり、戦略的に有休の取得計画を立てることです。
「戦略的に」と言っても難しいことではなく、なるべく年度初めに以下のことを意識して年間の休暇計画を立てることです。

  • 急な子供の病気に対処できる有休の余裕を残すこと

  • 会社などの制度を調べて、年間に取得できるお休みを把握すること

基本的すぎて驚かれるかもしれませんが、現実はもっと驚きです。
保有する有休の数に匹敵するくらい、子供が保育園を休むのですから・・

甘かった想像と手痛い減給

保育園の洗礼は私の想像をはるかに超えていました。

私は子供が生後半年になったタイミングで、2023年6月に復帰しました。
久しぶりの社会との繋がりにワクワクしつつも、増えたタスク・落ちた体力に毎日息切れ状態。週末では回復しきれず、有休を使ってリフレッシュしたりしながら徐々に慣れていきました。

自身の体調を整えるという意味で必要な有休でしたが、後から思えばもう少し温存するべきだったと思いました。

なぜなら年度終わりに有休が足りなくなり、そんな状況でも子供の看病のため休まねばならず、結果として減給(給与控除)になったのです。
仕事を頑張っていたのに大幅減給となったので、正直、モチベーションは低下・・

それもこれも、保育園の洗礼に対して心づもりができておらず、年間の休暇計画を立てながら進捗できていなかったことが原因です。

病気の流行状況により多少の違いはあるかもしれませんが、我が子の「保育園の洗礼」の記録が復帰予定のワーママの皆さんの参考になればと思います。

0歳児クラス在籍中の年間病欠状況

サンプルは我が娘、2022年11月生まれの女の子。発育で特に気になることは無く、健康状態は良好。
2023年6月に保育園の0歳児クラスに入園し、1歳児クラスに進級するまでの10か月間で休んだ記録がこちら。

大体2か月ごとに病気にかかっていた

この日数が平均的なのかは不明ですが、クラスメートで上の子がいるお母さんに聞いたところ、この学年ではあまり病気が流行っていた印象は無いとのことなので、もっと「保育園の洗礼」を受けることもあり得そうです。

頻度としては2か月に1回、3.6日間は休んでいた模様。ちょっと待って、付与される有休の総日数とほぼ同じ?

有休を使わず看護休暇*という制度を利用したとしても、看病以外の理由で有休を使う計画もありますし、どうしても有休は足りない状況に。

Ⅳ 子の看護休暇制度 (第16条の2、第16条の3)
小学校就学前の子を養育する労働者は、事業主に申し出ることにより、1年度において5日 (その養育する小学校就学の始期に達するまでの子が2人以上の場合にあっては、10日) を 限度として、子の看護休暇を取得することができます。

厚生労働省  https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/34_08.pdf

追い打ちをかけた連日欠席

私の場合、体調不良で会社を休むとしても1日もしくは大事をとって2日くらいです。「体調が怪しい」となったら薬を飲み、滋養のあるものを食べ、ひたすら回復に向けてアクションできるのですが、0歳児の場合は速攻で効くような薬は無く、じわじわと時間をかけて回復していくことを思い知らされました。

病気にかかると3~4日くらいは保育園を休んでしまうため、実家のサポートなど母親以外の人がお世話できる環境が無ければ、同じ日数で仕事を休まねばなりません。

「今日もお休みをいただきます」

この文句を何回も使うことになり、周囲の理解はあったとしても、担当している仕事が遅れていくことに変わりなく。やっと数日ぶりに復帰したとしても、リカバリーには休んだ倍の日数くらいはかかってしまう・・・

また、病気によって不機嫌な子供と対峙し続けたことで体力気力、さらに不規則な生活から免疫力も下がるため、子供から病気をもらってしまうことも多々発生していました。

対処法

私はフルタイム勤務をしていますが、在宅ワークも選択できるフレックスタイム制で、比較的時間と場所を調整できる労働環境下におり、とても恵まれていると思っています。

全てのワーママに当てはまる方法ではないと思いますが、子供の急な看病でも有休を温存する方法をご紹介します。

  • 1日の有休を2日分の半休ととらえて、1日に勤務する時間を減らす。

  • さらに夫婦で半休を取得し、仕事と看病を午前・午後の交代制にする。

共働き夫婦で協力できる環境下にある場合は上記が断然、おすすめです。

この他に病児保育の利用などの方法もあるので、復帰前には調べておくと良いかもしれません。

有休は計画的に

この記事では子供は保育園で病気をもらってくるというのは、本当だったということをお伝えしました。

5月の大型連休は終わったものの、今年度はまだ始まったばかりで有休も多数残っているワーママも多いはずです。
これからの1年で保育園の洗礼を受ける場面は多数出てきます。
ぜひ年間の有休計画は余裕をもって立てておき、不測の事態に備えていってほしいと思います。

今後もワーママ1年生で感じたことを発信していくので、もしよければフォローいただければ励みになります。

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