つくる、つながる、とどける
つくる。つくられたものを、ただ消費するのではなく、自分にしか生み出せないものを、つくりつづける存在でありたい。それは料理でも詩でも、笑顔でも雰囲気でも構わない。世界を変えるためではなく、世界に変えられないために。
つながる。つくりつづけた先に、つながりが待っている。生みの親としての不安や孤独、葛藤を、世界につなげたい。つながりをつくることが、つくりつづける熱を生み、つながりの連鎖を温める。今をつなぎ止めるために、未来につなぐために。
とどける。せっかくつくったものでも、とどけなければ、伝わらない。伝えなければ、つながれない。だからとどくまで、つくりつづける。とどけるために、つくりつづける。自分を変えるためではなく、世界に変えられないために。
つくる、つながる、とどける。これからも変なものをつくって、とどけてみる。とどくまで、つくりつづけてみる。