見出し画像

【S24 ダブル 最終88位】追い風じしんセグレイブ

はじめに

はじめまして、はるピヨと申します。
シーズン24ダブルバトルにて最終2桁を達成出来ましたので構築を紹介します。

最終88位 レート1900 208戦 122勝 86敗
レギュレーションH終了までは公開しますので、ご自由にお使いください。

【構築経緯】

一見ガチカイサーフのようですが、構築経緯は異なります。レギュレーションGではテラパゴスを使用しており、半減/無効タイプが少なく命中安定全体技のテラクラスターに魅力を感じていました。レギュレーションHでも命中安定全体技をコンセプトに構築を考え始め、じしんセグレイブに到りました。高種族値による地面テラスじしんの火力に加え、こおりタイプを持つのでじしんが半減/無効になる草タイプ/飛行タイプに強い点を評価し、主軸としています。

他のポケモンはシーズン22、シーズン23で実戦を通して洗練していきました。セグレイブはそんなに速いポケモンでは無い為、相手の高速ポケモンやこだわりスカーフ持ちにも先手を取れるようおいかぜ枠は必須だと思ってます。
役割と要件をざっくり記載します。
・おいかぜ枠(ファイアロー)
 先制でおいかぜが可能なこと。
・特殊アタッカー枠(サーフゴー、ガチグマ)
 単体で特殊高火力であること。
・対積み構築枠(カイリュー)
 合体寿司、ドブベトン等を対策出来ること。
・推しポケ枠(バンギラス)
 構築に個性を持たせられること。推せること。

【個体紹介】

並び順は私が紹介したい順です。

・セグレイブ

珠ダメージで倒れたときは寿命

調整意図:ASぶっぱ、相手のサーフゴーを確実抜けるよう最速。

構築経緯にも記載の通り、地面テラスじしんによりダメージレース優位を作り出していくエースポケモン。専用技のきょけんとつげきで並み耐久ポケモンを破壊出来るのも◎。連続技のつららばり、先制技のこおりのつぶてがあるので様々なケースに対応可能。まもるを採用したい気持ちもあるが、おいかぜ下でエースポケモンがまもるを押している時点で負けている気もするので強気の4ウエポン構成。持ち物は技を打ち分けしつつ、火力を増せるいのちのたま。

・ファイアロー

この構築で唯一知性を感じる努力値配分

調整意図:はやてのつばさが無い状態でも先手を取れるよう最速。A特化カイリューのノーマルテラス鉢巻しんそく耐え。

おいかぜによる素早さ操作とちょうはつによるトリックルーム/その他搦手阻止が主な仕事。特性のはやてのつばさによる先制は勿論のこと、種族値と努力値でも先手が取れるので、かがくへんかガスにも強いのが◎。
おいかぜ後はファストガードで相手の先制技からセグレイブを守り、確実にじしんを通していく。ファイアローに火力は期待していないので、ウエポンには怯みが狙えるエアスラッシュを採用。脳内では「効きの悪いねこだまし」と認識していた。持ち物のゴツゴツメットは警戒されないので貴重なダメージソースになった。ちなみにイッカネズミのネズミざんを受けると相打ちか相手の方が先に散っていく。

・サーフゴー

トリックは使いこなせなかった

調整意図:CSぶっぱ、自信を持ってミラー対決に臨めるよう最速。

基本選出での後発スイーパーか、セグレイブが通らなさそうな場合の先発を担当する。テラスは地面技を無効に出来る飛行テラス。
構築全体で草技/電気技が無く、水タイプに対して打点が無かったので10まんボルトを採用。最後の一枠は元々トリックを採用していたが、対戦を重ねるにつれてガオガエンへの恨みが募っていったのできあいだまに変更。初手きあいだまでガオガエンが消し飛んだときは胸がスッキリする。

「僕だって命中不安定技がいいと言っているわけじゃない。けれど、日々犯されているいかく、すてゼリフ、そしてねこだましの非道に比べれば、命中不安定なんて小さな問題に過ぎない。」

・バンギラス

進化により悪タイプになるのが推しポイント

調整意図:ASぶっぱ、火力が欲しいのでいじっぱり。\チカラガホシイ/

推しポケ枠。
主にグレンアルマイエッサンに対して選出する。すなあらしによる特殊耐久/きあいのタスキとマルチスケイル潰し/食べ残し相殺は特筆に値する。テラスは自分と相手のじしんを無効に出来、相性補完にもなっている飛行テラス。
一見天候要員のようだが、構築としてはおいかぜで素早さを管理するので天候要因としての選出は稀。天候は譲っても勝敗にあまり関係しなかった。
格闘技を打たれると簡単に消し飛ぶので、持ち物にはきあいのタスキを採用。きあいのタスキを持たせてまでバンギラスを使う理由があるかと問われると疑問は残る。

「分らんか、愛じゃよ、愛」

・カイリュー

福井県の応援ポケモンに任命された際はお金の流れを感じた。恐竜か?

調整意図:ASぶっぱ、火力が欲しいのでいじっぱり。\モットチカラヲ…/

主に後発スイーパーとして選出する。飛行タイプで浮いている為、セグレイブのじしんに合わせて出せるのが◎。スケイルショットで素早さを積んでおき、おいかぜが切れた後も上からスイープしていく。相手のガチグマ(原種/アカツキ)やブリジュラスを処理出来るよう格闘テラスとけたぐりを採用。ただ、テラスを使ってもギリギリ倒しきれないことが何回かあったので過信は禁物。くろいきりは合体寿司やドブベトン等の対策として採用。

・ガチグマ(アカツキ)

ビームが出るのは意味不明だけどカッコイイよね

調整意図:CSぶっぱ、自信を持ってミラー対決に臨めるよう最速。

改善の余地がある枠。正直記載する内容も特に無い。本当はいのちのたまを持たせたいがセグレイブに取られているのでシルクのスカーフ。「だいちのちからにもう少し火力があれば…」というケースは何回かあった。テラスはノーマル技と格闘技を透かせるゴーストテラス。

【選出と立ち回り】

・基本選出
 先発:ファイアロー + セグレイブ
 後発:カイリュー + サーフゴー
初手おいかぜ + 地面テラスじしんでダメージレース優位を取っていく。相手の先発が飛行タイプの場合でも、セグレイブのこおり技ケアでテラスを切ってくれることがあるのでじしんが通ったりする。じしんで盤面を荒らした後は、カイリューとサーフゴーで通りの良さそうな方から出してスイープしていく。相手がトリル構築の場合はちょうはつでトリルを妨害する。上位帯ではちょうはつを読まれるが、まもる等を使えなくなる副次的な効果もあるので気にせずちょうはつを押す。

・セグレイブが通らなそうな場合の選出
 先発:ファイアロー + サーフゴー
 後発:残り4体から通りが良さそうなやつ2体
戦い方は基本選出から変わらず、おいかぜ下で殴り勝つ。具体的にセグレイブが通せないのは次のポケモン。
 ガオガエン、ゴリランダー、アシレーヌ、キュウコン(アローラ)

・相手の特殊火力が凄そうな場合の選出
 先発:カイリュー + バンギラス
 後発:残り4体から通りが良さそうなやつ2体
グレンアルマイエッサンやバクフーン、リザードン等の特殊高火力が出てきそうな場合はタイプ相性とマルチスケイル/きあいのタスキによる行動保障で攻めていく。すなあらしでマルチスケイルを潰してしまうアンチシナジーが発生し得るが、実際は相手の攻撃でマルチスケイルが無くなるのであまり気にならなかった。

【コメント】

私がランクバトルを始めたのはSVのシーズン21後半からになります。お盆休みになんとなくポケモンワールドチャンピオンシップス2024を見ていたら「オレモデッケェ大会デテミテェ!」って気になったので始めました。
SV以前のシリーズはダイパ(形容詞が付かないやつ、年齢バレますね。)が最後だったので、シーズン23まではポケモンを覚えるのに苦労しました。今シーズンで最終2桁を取れたのでブランクは埋まったかなーと思ってます。
ただ、最終2桁は素直に嬉しいのですが最終日は思うようにレートを上げれず日中で打ち切って寝たので、腑に落ちない感じはあります。(過去シーズンの結果を見るとレート1900なら100~300位くらいなので)

今回の構築はアタッカーばかりで、唐揚げ/ハンバーグ/生姜焼きが乗った学生定食みたいな構築になってしまったので、次はフレンチコースのような美しい構築を目指します。最後までお読みいただきありがとうございました。

special thanks
・対戦でマッチングした皆様
・SVバトルメモリーズを作っているパモさん
・個体値を理解していないのにガチグマのA0個体を貸してくれた妻


いいなと思ったら応援しよう!