【環境最強】 ルギアVstar最新研究!
■はじめに
こんにちは
はるです。最近は日本の友人や海外チームのLimitlessとポケモンカードをしています。それに加えて最近はyoutubeもたまに上げています。
今回は、知り合いが複数使用し、
と結果を残しているルギアVstarの解説記事です。
大会形式や環境によって構築が変わるので、次シティに出るならこれというレシピ付きになっています。
今回はルギアの考え方と実践的な立ち回りに注目して解説していきます。
■デッキレシピ
■ルギアの作り方
ここではデッキ構築を学びたい人向けに、ルギアの調整過程をご紹介。
プレイングを知りたい方はスキップ
Ⅰ ベースの構築を絞る
ルギアを考えるにあたって、アタッカーの種類が多すぎるので、カードプールに自分で制限をつける必要があります。
一番重い制約は、「ジュラルドンに勝てる構築を組む」
制約のクリア方法は、
ここでもう一つ。ルギアを適当に回していると、他のデッキと比べて圧倒的に強いことがすぐに分かります。
制約②: 「ミラーで強い構築にする」
この観点から上の選択肢を精査すると、雪道はあまりミラーで強くないので②のオーロラ型を選択。
Ⅱ テスト→発見→改善
次にミラーをテストすると、ルギアミラーは非ルールを押し付ける2-1-1-1-1のサイドプランがベストだと気が付きます。
→ルギアはミラーで1体しか使わない
これによって、かがやくポケモンはサーナイトではなくリザードンに。同時にライコウが強力と分かり採用。
Ⅲ 苦手デッキを考える
最後にルギアが苦手な相手を考えて、どうしても必要な場合は対策カードを入れます。
ここまで来たらほぼ完成です。あとはたくさんⅡのテストをして、サポやボール配分をいじって完成。
■採用カード
・ルギアデッキの安定感とは?
・ルギア Vstar 3
・ルギア V 4
オーロラ型のルギアは、アーケオスが2体盤面にいないと試合にならないので、
「デッキの安定感 = 2ターン目にルギアVstarとアーケオスを2体置く」
と考えています。
少し補足すると、ミラーの後攻やミュウ相手は「ルギアを1ターン目に2枚置く」という要求がこれに追加されます。
これを達成するために、世間のリストよりルギアやアーケオスを多く採用。特にルギアVに関しては、かなり検討した上で4枚採用に。
「ルギアの安定感を上げてください」と言われた時に、1番安定感が上がるのはルギアV4枚目だと考えています。1ターン目に置けないと試合にならないし、50%の確率で回ってくる後手の時は、2体必要です。ここは1試合で使う枚数よりも、とにかく安定感を重視しています。
・アーケオス4
アーケオスに関しても、ここまでフルに採用しても2枚トラッシュに落ちないことがよくあるので4枚入れてからがスタート。1枚バーネット博士に変えてもいいですが、追加でバーネットを入れるのがベスト。
・ミラーに勝つためには必須のカード達
・アメイジングライコウ 1
・マナフィ1
ミラーで不利な局面から一番逆転を生むカードは、アメイジングライコウです。このカードは3枚取りのチャンスがあり、マナフィなしのリストには簡単に後手からでも捲ることができます。
裏を返せば、マナフィの採用がミラーマッチを考慮すると必須なことがわかります。これから必ずマナフィが採用されるようになると、ライコウの通りが悪くなり、抜けていく可能性はあります。
・ルギアのスタジアム問題
・バケッチャ1
・ロストスイーパー1
・崩れたスタジアム1
ルギアミラーを高いレベルで回していると、試合後半は全て盤面を非ルールで埋めて戦う必要があることに気が付きます。
これと並行して、シンオウ神殿や雪道など、相手の妨害スタジアムにルギアが激よわな問題があるので、崩れたスタジアムは自然に採用できました。
枠がキツキツなデッキで、1枠で2つの問題を解決できるカードはすごく優秀。ということで、スタジアム問題と、ジュラルドンのパラソル問題を同時に解決するロストスイーパーも採用。最後に確実にスタジアムを割るために、ボールからアクセスできるバケッチャを入れて完成です。
崩れたスタジアムはどの対面でも優秀で、裏工作デッキと違って好きな時に引けるわけじゃないので2枚欲しいのはわかりますが、ますは安定優先して…
って四天王戦前日ONCに長電話で説得に成功
・サポ配分が、ルギアを回す鍵
・博士の研究3
「博士を何枚採用するか」が最近Twitterで話題になったように、ルギアのサポ配分はかなり難しいです。
その中でも、とにかくアーケオスを落とさないと試合にならないので、博士の研究はなるべく多く採用したい。エネを落とすのが怖い…は確かにそうですが、アーケオスを落としてしっかり試合をするのが第一優先。エネを巻き込んでも、ネオラントやリザードンをうまく使えば戦えます。与えられたエネの枚数に従って、ゲームプランを組み立てていきましょう。
・マリィ2
一方中盤以降は、プライマルターボを使うために手札に溜まったエネルギーを山札に戻したいことが頻発します。そこでマリィは2枚に。その他ロストやレジなど小物相手のハンド干渉にも強い。
博士を使うかマリィを使うか、その選択が試合の結果に繋がります。こんな時の合言葉は、迷ったら博士! 手札のエネを捨ててでも展開を優先してみてください。序盤にエネ巻き込むことを怖がっているときは大体そっちが正解。
・犬が先かボスが先か
・ムーランドV1
・セレナ2
・ボス2
「ムーランドを採用するからには、ボスを多投して裏の小さいポケモンを取れるようにしたい」
ではなくて、
実は元々ボスが2枚採用のところにムーランドが入ってきました。
このデッキのボスはネオラントと相性抜群、特にミラーマッチでは、マナフィを呼んでアクアリターン、次にライコウを通す動きが超強力です。ミラーや最後1枚取りたいとき、必ずボスが欲しい場面が多々あるので2枚採用に。
ムーランドは最近数を増やしているロストなどに強く、ミラーでも後手を捲る手段になるので採用してみました。
このカードは、ミラーでライコウ強い⇨マナフィ強い⇨じゃあムーランドで倒す。
という流れを経て思いついた切り札カード。
なんとかミラーの後手を捲る手段の一つになっていますが、サポやノコッチとの選択な気がするので採用は環境次第になりそうです。実は下技が強いのも高評価
・最強のアシストポケモン達
・ネオラントV 1
このデッキで一番強いアタッカーはネオラントです。アメイジングポケモンもマナフィもヤレユータンも、ミラーの非ルールはなんと全てネオラントで倒せます。特にボスでマナフィを取る動きは強力で、次のターンにライコウが通せるようになります。
・クロバットV1
最初に何度も言ったように、このデッキの最優先事項はアーケオスを2枚落とすことです。少しでも1ターンに見れるカードの枚数を増やすためにクロバットを採用。ツツジ+シンオウ神殿にも強いので、シンオウ神殿デッキ相手には終盤まで取っておきましょう。
・ルギアのエネ配分-ロストを倒す秘策
これでもエネはギリギリです
・キャプチャーエネルギー 2
ルギアはエネが多いから事故りやすいと言われがちですが、そんなことはありません。エネが多いのは手張りがしやすくて強いんです。そして何より、キャプチャーエネはデッキの安定感を上げつつエネの総量も増やしてくれる神カード。余ったら逃げエネとしてアーケオスに。
・ダブルターボエネルギー1
本当は2枚採用したいけど、枠の都合で1枚に。これでもエネはギリギリで、Vの逃げエネになったりイベルタルにつけたりと大忙し。最終的にウォッシュ水に枠を取られました。
次に1枚エネを増やすならここ。
・Vガードエネルギー1
実はこのデッキの最弱エネはこのカード。ルギアは基本1回しか使わないし、そもそもルギアはワンパンされる前提でデッキを作っているので、必要のない欲張りカードです。ただミュウ相手にだけは欲しいので仕方なく採用。少し意外かもしれませんが、次に抜けるエネはこのカードでしょう。
トップレベルの試合になると、それくらいルギアVは盤面に出さない、出てこないしミラー以外はシンオウ神殿が貼られます。
・ツインエネルギー1
リザードンを中盤に動きやすくする、アーケオスが最後に攻撃するなど意外と有効なことが多いので優先して1枚採用。特に序盤サイドを2枚取られた時、ツインがあるとリザードンがかなり動かしやすいので抜くことはありません。
・ハイド悪エネルギー1
・ヒート炎1
ハイド悪は効果が強い、ヒート炎はイベとリザ両対応で便利なので採用。色付きのエネが合計6枚で、ぎりぎりイベとライコウが1試合で動きますが、基本的にはどちらか一方しか使わないと思って試合を組み立てましょう。リザで1枚、アメイジングで3枚使うとして、余るオーロラエネは1枚しかありません。大切に。
・ウォッシュ水1
これは革命的で、ロストデッキへの勝率が格段に上がります。マナフィにつけてヤミラミの攻撃から守ってあげましょう。ロストライコウだけはルギアに有利が取れていましたが、これでいよいよ死角なしに。
四天王戦前日、クロワッサンを食べている時に思いついて練習順番の都合でとーしんのだけに入りました。
(ONCがロストと当たらなくてよかった)
・自由枠ってありますか?
ルギアVの4枚目、ムーランドVは自由枠です。ここら辺は環境に合わせて候補カードと入れ替えましょう。もし別のサポやトレッキングシューズを入れようとする場合は、アーケオスの4枚目や博士の3枚目も入れ替え候補です。
・欲しいカードは?
環境次第で必須なのはノコッチ。使いやすさ重視ならベルト3枚目です。安定が足りないと感じたらサポを増やしましょう。
ベルトについては、2枚はかなりギリギリなので3枚推奨。
■候補カード&不採用カード編
無限にありそうなので質問してもらえれば加筆します。
・レジギガス
ミュウやキュレムなどVMAXに強いカード。ドラピオンよりは入れるならこっち感があるけど、エネが重くてスタートしたら嫌なので不採用。枠の都合で、ミュウはイベルタルを使って気合いで勝つことにしています。
・クロバットVMAX
ミュウに強くて、たまに進化したらクロバットを守ってくれるカード。ミラーでイベルタル消費後は倒されないのが強いから、入れるならギガスより優先か。これも枠の都合でなし。
・ドラピオンV
ミュウ対策専用カード。最近これを入れなきゃいけないデッキは、そもそも弱いなと感じています。ミュウ対策入れるならクロバットやギガスが優先。
・ゼラオラ
ミラー対策カード。ルギアミラーは雷が強いように見えて、途中から非ルールが攻撃するのでほとんど使いません。逃げ0は優秀。
・サンダー
ゼラオラ同様に、ミラーは雷ポケモンが活躍する試合ではないので不採用。サンダーはエネをトラッシュするので、攻撃後ボスでアーケオスが取られたらエネ間に合わない気がするけどどうなんでしょう。
・ヤレユータン
エネをさるぢえで保存して、博士からの大事故が防げるのが強み。ただ勝ちに直結するカードではないので、他に優先したいカードがたくさんある。ベンチスペースもないので不採用に。
・ノコッチ
一番優先したいカード。これがあれば、実はマナフィなしでもレジに勝てます。ただミラーではあまり使わず、ライコウ戦もウォッシュ水があれば戦えるので今回は不採用に。
ムーランドとは選択です。レジやクワガノンが増えたら確実に採用しましょう。
・トレッキングシューズ
ルギアの安定感を少しでも上げるために4枚入れてみたカード。ルギアは2ターン目までが命なので、序盤に1枚だけ引いても影響力が小さいこのカードはあまり有効ではなかった。
・キャプチャーアロマ
ルギアの安定感を少しでも上げるために4枚入れてみたカード②。これで引きたいカードはほぼ進化ポケモンなので、実質モンスターボールでした。
・あなぬけのひも
ガラルマタドガスやカビゴンなど、ルギアが苦手とするロック解除できる便利カード。ミラーの先行2ターン目はひもで2枚取れることも多いので強い。枠の都合で後回しに。
ガラルマタドガス、麻痺、ベンチ縛るカビゴン等次のルギア対策が流行り出したら採用しそうです。(チェレンやふりそでより使いやすいので優先)
・やまびこホーン
ミラーで2枚取れたり、少し後手を捲れるカード。裏工作デッキじゃないとなかなかホーン+ボス言えないのが難点。安定カードの方が優先か。
・ツールジャマー
一見ミラーで強いように見えて、元々勝てる先攻でしか機能しないカード。
ルギアにジャマーをつけてしまうと、相手のVガード付きルギアVstarが倒せなくなるから、結局ルギアにはベルトを貼ることになります。
→ということで主な役割はジュラルドンのパラソルを貫通することですが、スタジアムも割れるロストスイーパーが優先に。
・バーネット博士
ネオラントからアーケオスを確実に落とせる神カード。シティ優勝のあめれと、四天王戦のとーしんは入れて出ました。どれだけ試しても、このカードがどれくらい強いか測るのは難しいです。アーケオスやおこうの4枚目と選択か。
このデッキはネオラントを出してもすぐに返れるからその点使いやすいのはいいね。
・ネジキ
マナフィやリザードンが返ってこれる秘策カード。ネオラントから起動するから使える場面は多いけど、安定カードが優先に。
・ツツジ
ミラーをたまに捲れるけど、事故負けを減らす方が先だったので不採用に。勝ち盤面を早い段階で作るデッキが増えたので、前より刺さりにくくなっているのは事実。
・とりつかい
安定性をやや上げつつマヒや縛りなど、ルギアが苦手なロック解除できるカード。これらの対策が流行したら、あなぬけのひもの次に採用することになりそうです。
あなぬけのひもはボスと同時に使う必要があるけど、とりつかいは使ったら前のロックポケモンを倒せるのが優秀。
マヒ対策の優先順位は
あなぬけ≧とりつかい>ふりそで
くらいに今は考えています。枠がない場合は、サポを1枚とりつかいに変えるのが一番収まりがいいです。
・頂への雪道
ルギアに対して先攻で貼ると強いけど、その場面でしか効かないし都合良く引けないので不採用。
・ギフトエネルギー
効果は最強クラスですが、明確な役割がないのでやや欲張りカード。現状2ターン目に攻撃できればその後の要求値はかなり低いので、後半に強いこのカードはあまり必要ないかも。
・スピード雷エネルギー
効果は良いですが、手張りできる場面も少なく、イベとリザ両方使えるヒート炎が優先に。
おまけ
とーしんが好きなカード
・レジエレキ
ミラーで雷ポケモン強そうって、四天王戦前日にとーしんが持ってきて魂のルギアミラー10戦。一度も使わずに抜けた。
■プレイング編
・基本のプレイ
2ターン目までにアーケオスを2枚落として、ルギアVstarの特性で2体出すことを目指します。ハイパーボールなどを使って1ターン目にアーケオスを落とせる場合は、マリィのケアでトラッシュに落としておきましょう。
ルギアからアーケオスが出せた後は、基本的にルギアVは盤面に出さず、サイド2-1-1-1-1を目指します。イベルタルやライコウ、ネオラントで攻撃、最後はリザードンで試合を締めましょう。
あとマナフィはなるべく早く置く。
・ルギアミラーの後攻は何体ルギア置きますか?
後攻は必ずルギアを2体置きましょう。ルギアは先2ボスを使えない印象があると思いますが、それはアーケオスを2体置く場合です。もし後攻プレイヤーの盤面にルギアが1体なら、全力でそこが狙われるので、ほぼベンチのルギアが倒されてゲームセット。
・アーケオス1体の場合の戦略
アーケオスが1体しか出せない試合展開は必ず存在します。
その時よくあるパターンは、
ここの分岐において、まず考えることは①で間に合うか、そして次に②でエネが足りるかです。
どちらを考える場合も、試合展開を最後まで読み切る必要があり、ここは唯一許される長考ターンです。
特に②の場合には、イベルタルがほぼ動かず、そのターンに動かせるアタッカーに制限があるのでプレイに慣れが必要です。具体的には、風船が入っていないので、ライコウやネオラントを動かすには、1つ前のターンに場に出しておくか、逃げる用のエネをアーケオス等に貼っておく必要があります。
アーケオス1体の時は最後にリザードンが行かないとエネのペースが追いつかないので、リザは大切に。
・最も大事なプレイとそのリスク
ルギアで一番大事なプレイは?
の答えは間違いなくネオラントの攻撃アクアリターンです。
この攻撃はほとんどの非ルールを倒せるので、相手が非ルールスタートだった場合に、ネオラントから入ることで、サポを使いつつ、有利な試合展開を作ることができます。
非ルールが出てきたら、多少無理してでもとにかくネオラントで攻撃、非ルールを前に差し出します。
しかしこのプレイ、一つだけ弱点があります。攻撃後山に返るので、盤面からエネルギーが消えてしまいます。このタイミングでボス⇨アーケオスが倒されると、急にエネルギーが足りない試合展開になる恐れがあります。ネオラントを使う前は、もしボスでアーケオスが倒されても大丈夫かをチェックしましょう。これはかなり忘れがちで、負けに直結します。
・小技集
Vガードの賢い使い方
アメイジングポケモンにつけると、ネオラントの攻撃を耐えるようになって相手は処理に困ります。たまに試合の勝敗を変えるほど重要なので覚えておきましょう。
博士の前に
ネオラントを単に置いて、博士を使うことがたまにあります。これはそのターンや次のターンにアクアリターンを狙っていて、エネが温存できたり、終盤ツツジ後に山札にネオラントがいる状態を作り出せます
逃げ0を作り出す
このデッキは風船が入っていないので、死に出しで出すポケモンが少なく、毎回手張りで逃げることになりがちです。余裕がある試合展開では、イベルタルやクロバットにハイド悪をつけておくと、その後の試合展開が楽になります
最初のキャプチャーエネルギー
先攻1ターン目、あなたはルギアスタート、相手はマナフィスタート。手札は最高だった場合、キャプチャーエネルギーで何を置きますか?
正解の一つは、何も置かない、です。
ということで、何も出さないことが正解なこともあるのは覚えておきましょう。
・おまけ
事故るんだけど・・・②
パルキアの時にもやったこのおまけ
結論から言うとルギアはかなり事故ります。
安定を上げるために、トレッキングシューズやキャプチャーアロマなど、なんでも試しましたが、正直この形でこれ以上安定を上げるのは厳しい。ルギア4など要所要所で他より安定に振っているものの、事故るときは事故ります。
それでも勝てているのは、ネオラントやライコウ、崩れたスタジアムを駆使して1ターン分作っていることが大きいです。
事故率は皆一緒。そこから勝ちを拾えないかを練習で探ってください。
■マッチアップ編
・VSミュウ
全て研究の範囲内
このマッチはサイドレースを考えれば最後までゲームプランを作ることができます。
メロエッタ型を想定した場合、先手でも後手でもサイトを2枚取られてスタートなので分岐なくわかりやすいのでここは先攻の場合を。
基本サイドは3-2-1で取るので、あとはこの順番だけ。
この流れはアーケオスさえ落とせればかなり再現できます。後攻の場合も、ミュウVmaxを後2で倒すのが少し大変なこと以外は、ほぼ同じ流れなので書き出したりして確認してみてください。
実際は、ルギアVstarがタブレット切れで耐えたりするのでもう少し楽なゲームになることも多いです。気をつけることはやまびこホーンくらいなので、まずルギアのダイナミックさを経験するにはこのマッチからがおすすめ
・VSレジギガス
対策カードとリソース管理
この試合は基本的にルギア側の対策カードの枚数で勝敗が決まります。
流れを簡単に追っていきます。
この試合も先後で大きな流れは変わらないのでわかりやすく先攻の場合を。
前提としてルギアは1体で戦います。
試合終了まで見通すために、小さな目標を中間地点に立てましょう。
それは、「盤面が非ルールだけでサイド有利を作る」です。
具体的には、アーケオスが出た状態で、残りサイド4-4 これから自分が攻撃する盤面を非ルールだけの盤面を作ります。中間目標達成後は、非ルールで4回攻撃するだけで試合終了です。
この盤面を作る一例を紹介
ポイントは中盤以降レジエレキがきたらネオラントで攻撃したり、アーケオスの攻撃用にパワフル無色エネは温存することです。
・もしサイドレースで負けていたら
サイドレースで負けている場合、基本的に抗う手段がないので、崩れたスタジアムを絡めて逆転を狙います。
方法は2つ
特に①のパターンは、相手のベルトが少なくなっている場面で有効なので、負けている試合展開ではルギア2体目を置くパターンがあります。
レジ相手も、盤面作りやエネの付け方など1試合を通したリソース管理が求められるので、ミュウの次に練習しましょう
・VSパルキア
・VSギラティナ
次はスタジアム管理
この二つは立ち回りが似ているのでまとめて解説します。どちらのデッキも、シンオウ神殿を絡めて逆転を目指してくるので、この対戦のテーマはVSシンオウ神殿です。
ルギアデッキのアタッカー陣を眺めると、ルギアVstarしかシンオウ神殿下でまともに攻撃できるポケモンがいないことに気がつくと思います。
そう、この対面はルギアを2体使います。対面ごとにルギアを使う枚数が違っているのはかなり面白いですよね。
具体的なプランは、2回シンオウ神殿が飛んでくる場合には、
この流れで2回スタジアムを乗り越えます。順番が逆になったり、途中で崩れたスタジアムが引ければ爆アドですが、それは上振れで期待しつつ基本はこのルートです。
特にセレナで裏を呼んで2枚取りつつスタジアムを割るのはすごく重要なので、ぜひ覚えて欲しいプレイです。
※つまりパルキア側はバケッチャが切れた後のスタジアムを出すターンは的になるVを出さない
パルキア対面のポイントは、序盤マナフィ含めて誰も極力ベンチに出さずにルギアVstarが耐えるようにすること
ギラティナ対面のポイントは、要所でマリィを使って相手の要求値を上げること
どちらの対面もここに書いたことを意識して普通にプレイすれば勝てるので、ここまでの仕上げにどうぞ
・VSロストバレット
奇跡のカードで相性逆転
ロストライコウが唯一ルギアに相性上有利を取れます。ただルギア側にウォッシュ水が入ったことでややルギア有利に変化しています。
この試合はルギアは1体、あとは非ルールで戦います。察しの良い方は気付くようにネオラント大活躍です。
ルギア側の立ち回りは単調なので、ライコウ側の立ち回りを解説
このゲームプランを止める術がルギア側にないため、ライコウ側がかなり有利です。ただしウォッシュ水をマナフィに貼ることで、ヤミラミの攻撃が無効化されるので相手はデッキに1枚のボスでマナフィを倒す必要が出てきます。
ロスト4枚や7枚時点でマリィを使うことでボスの要求値を上げれば、相手がマナフィを倒すのに数ターンかかるのでその分サイドレースで優位に立てます
この試合のポイントは無闇にアメイジングポケモンを出さないこと。マナフィが倒された後ライコウ2枚取りの的になって簡単に逆転されます。
ここまで見てわかる通り、ルギアはかなり練習段階での研究によるゲームプランの確立が大切なことがわかります。
アーケオスが出せた以降は要求値が低く、再現性が高いことがその要因です。基本的にルギアは中盤以降非ルールデッキで、サイド2-1-1-1を押し付ける動きが最適です。
・VSルギア
ミラーの研究
さあいよいよ問題のマッチアップ。
先攻が有利なことは明白ですが、後手にもチャンスはあります。
基本は先攻ならルギア1体、後攻ならルギア2体を使う試合に。
① 先2でサイドを2枚進む場合
この流れを踏めば後手でも勝てますが、先攻プレイヤーにもマナフィをとってライコウで2枚取りするプランがあるので、全く同じ回り方を両者がした場合先攻が勝ちますね。
② 先2でサイドが1枚進む場合
このパターンだけムーランドが活躍します。最後にムーランドが行けるように、パワフルは温存しておきましょう。
実際の試合ではどちらのプレイヤーもここまで上手く行かず、安定勝負になりがちですが、両者理想ムーブをした時はきっと役に立ちます。
特にムーランドは、先攻プレイヤーがVを2体出してくれた場合に後手側の捲り手段になるので、採用する場合は後半にパワフルを温存するプレイが肝です。
パワフル温存ゲームプランは、
イベルタル→リザードン→ムーランドの順で攻撃することになります。
極まったルギア同士では、中盤以降ネオラントの殴り合いになるのも覚えておきましょう。
ルギアミラーは完璧なプレイヤー同士では先攻が勝ちますが、少しのミスで先攻側は勝ちを落とすので、まずは先攻で絶対勝てるくらいプレイを磨いてください。
回った時に先攻で”絶対”勝てれば一人前のルギアプレイヤーです。
■質問まとめ
・ゾロアークバレットへの立ち回り教えてください
序盤にノコッチを出してルギアを押し付け
⇨その後は非ルールを押し付ける展開になります
1体目のルギアを押し付ける時にルギアのエネをダブルターボにすることでタルップルの攻撃を耐えます。
相手がボスを使えなさそうなら、ノコッチを出しつつ2体目以降のルギアを出してネオラントの壁にすると1発以上攻撃を耐えてくれますね。
ムーランドは倒されない最序盤に行くか、最終盤に行きましょう。両者残りサイド3-3のタイミングか、2-2のタイミングで行くと、ヤドランを回避できます。4-4以上のタイミングで行って倒されると、ただの2-2交換であまり意味がないです。
・ジュラルドンへの立ち回り教えてください
先攻の場合
ジュラルドンVをボスで倒せれば、あとアルセウスとジュラルドンVMAXを倒して勝利できます。
後攻の場合
相手にパラソル付きVMAXが2体完成しなければ間に合います。
ジュラルドン視点で解説
このように、ルギア側は多くのパターンで勝てるので総合すると勝率的にはかなり優位です。
ジュラルドンプレイヤーは、実はエネをVMAX2体に散らして、2エネ付きジュラルドンVMAX2体の盤面を作れば、実はパラソル関係なく詰ませられます。
・ロストバレットへの立ち回り②
最近流行りのヨネタク型ロストへの立ち回りを簡単にご紹介。
ムーランドVを最速起動して4枚取るのが基本。リザードンは残りサイド3までは、なかなか動かないので序盤のムーランドが強力。
ツツジ+シンオウ神殿で捲られるので、サイドレースが有利に進むと判断すれば、2体目のルギアVstarを作りましょう。最終盤面には大抵アーケオスが残っていないので、シンオウ神殿ツツジで詰まない盤面を作るのが一番大切。リザードンを
気軽に出すと縛られて負けます。
まあでもムーランドVがいれば大体勝てます。
・麻痺使う?対策する?
ゼクロム型は今はお勧めできません。対策カードが増えている上に、ミラー以外で有効ではありません。
ということで対策に回りましょう。
当初麻痺よりコントロールが増えると考えていたので、いつ引いても強いあなぬけのひもを推していましたが、ゼクロム型を対策するならとりつかいが一番…
と見せかけて、今はチェレン推し。
ロストバレットやレジ相手もかなり楽になるのでぜひお試しください。
・ディアンシー型は?
ふりそでやとりつかいと組み合わせるとミラーの後手は多少改善される説がありますが、他の対面が不安定+使っても負けるのであまりおすすめできません。
序盤ルギアVの風読みを擦る動きが、このデッキの安定を支えています。
↑超意欲がある人向け
風読み擦りまくってます。
・ネオラントの壁わかりません
一番よく出すポケモンはマナフィやノコッチなど非ルールの小物や、使わないアメイジングです。最終盤にエネが間に合う時や、相手のアクアリターンでサイドを与えたくない場合、アーケオスを前に出すことがあります。
・ライコウの最新評価教えて
今は全員が対策しているので抜いてもいいと思います。最近はミラー以外の対面も増えてきたので、他に入れたいカードも増えているし…
⇨今はムーランドとノコッチ両採用がおすすめ
それでもミラーでライコウ来たら負けるな~って場面は多いので難しいですね。
・無色ルギアどうですか?
安定感やミラー以外の対面がやや改善されていますが、基本はオーロラ型でいいと思います。ミラーでどうしてもアタッカー不足になる点と、イベルタルがいないのでベルト必須なターンが頻発するのが難点。
チェレンの強さなどは実感できました。
■LAICのリストと振り返り
LAICに向けてTordと一緒に調整したので、変更点について簡単にコメント
・キャプチャー4枚
テストプレイの段階で安定感が足りなかったので、キャプチャーを増やすことで少しでも安定感を上げることに。上で書いたようにVガードエネは欲張りカードだったので削除。ウォッシュ水もライコウバレットがいなかったので抜けました。
後攻は、キャプチャーでルギアを2体置いてかぜよみしましょう。
・博士4枚
海外では雪道マリィで妨害してくるプレイヤーが多いことに加えて、ヤレユータンを採用してクロバットを置くベンチスペースが足りなくなったので博士4枚に。
実はTordとHenryはとりつかい推し、はるが博士4枚目推しで前日大論争に。結果的に討論会に勝利して博士4枚に。大会当日、はるだけ麻痺にはめごろされた。
4枚目はクロバットかネオラント2枚目の方が安定感は高かったかなと思います。
・ヤレユータン
安定感を少しでも上げるために、色々なカードを試す中でマリィ対策やエネ保存など色々と役割を担えるので採用。このカードのおかげでエネが保存できるので、色エネを1枚削れました。使うときは順番が大切なので要練習。
レジ相手はベンチスペースが足りないので出しちゃダメ。
・色エネについて
ライコウを採用しない場合は、色エネが必要な場面は必ずイベルタルを使うのでハイド悪がおすすめ。
ライコウを採用する場合は、ライコウ+リザードンが行けるようにヒート炎がおすすめです。
■おわりに
ルギアは今までのTier1デッキと比べると、プレイングは直線的で、トッププレイヤーと1試合を通して同じプレイラインを取ることができるデッキです。しかし小さなエネの付け方の違いや、攻撃するポケモンの違いが、最終的にCLやシティで予選突破できるかどうかの1敗分のスコアの差として現れます。
神は細部に宿る
はるnと100回ルギアミラーをして勝ち越すプレイヤーが現れるのを楽しみにしています。