個人的によく使っているiOSショートカット6選

iOSの便利な機能の一つ、「ショートカット」。

使い方慣れるまではちょっと大変だが、一旦コツを掴むと作るのが止められなくなる優れもの。自分なりに色々考え出すことができる点が魅力で、プログラミングの超初歩的な仕組みを知っていればできることの幅がグッと広がる。もちろん、知らなくても全く問題はない。

今回は、自分が今まで作ってきた80個を超えるショートカットの中で、日常的に最もよく使っているものを「6つ」紹介したいと思う。

*長くなってしまうので細かいレシピは書いていません!気になる方がいましたらコメントへ。

1.クイックルート検索
iOS純正のマップアプリには、よく使う項目として登録された地点までの経路を検索できる機能がショートカットとして備わっている。また、「Yahoo!乗換案内」が提供している機能を使うと、登録したルートをすぐに表示することができる。ショートカットの「メニュー」を使っていくつかのよく使うルートを選べる様にしておけば、わずか2タップで経路を表示できる。朝の忙しい時間帯におすすめのショートカットだ。

2.スリープタイマー
映画やドラマを聞き流しながら寝つく習慣があるので、このショートカットは毎日のように使っている。寝付くまでにかかる時間に対して、ムービー自体があまりにも長過ぎる(15-20分くらいで自動的に止まって欲しかった)問題がこれにて解決された。
仕組みとしてはスクリプティングの項目にある「待機(wait)」を使い、指定した秒数が経過したら自動的にメディアの再生が止まり、音量がアップする(目覚ましアラーム対策)様になっている。

なお、このように「待機」を使った実行遅延を利用したタイマーを使用しているショートカットは、アプリ内やホーム画面のウィジェットから実行された際、バックグラウンドに回るとその処理が途切れてしまう。そのため、自分はロック画面にウィジェットとして置いている。ここから実行すると、画面をスリープしても何故か処理が途切れない。あまり正確に把握しているわけではないので細かい挙動については分からないが、こうすることで意図した通りに動かすことができる様になった。また、waitを使ったタイマー機能はどうも動きが安定しないことがあるようで、使っているOSのバージョンや機種によっては上手くいかないことがあるかもしれない。

3.リマインダーをクイック追加
ちょっとしたことをリマインダーに追加する際、いちいち日付や時刻をセットするのが煩わしいことがある。そこで、「5分後」や「3時間後」などのある程度決まった選択肢を用意し、タイトル入力後に時間をワンタップで選んでリマインダーを作成できるショートカットを作ってみた。「5分後に洗濯物を干す」「3時間後に取り込む」などといった、忘れがちだけどわざわざリマインダーを作るのは面倒、、な事項を手早く追加できるようになり、結構便利である。

4.Shazam
これは最初からショーカットギャラリーに入っているので、自分で作る必要はない。楽曲認識後にAppleミュージックで再生もしくは保存するアクションが出てくるので、コントロールセンターからShazamするよりも断然便利な気がする。

5.翌日の予定通知

iOSやGoogleのカレンダーでは、ショートカットで使える機能がたくさん提供されている。その中の一つに「明日の予定を取得」というものがあり、自分はその内容が前日の午後10時に通知されるように設定している。特定の時間でショートカットを実行するにはオートメーション機能を使う必要があるので、流れとしてはまず明日のイベントを取ってきて通知するショートカットを作り、その実行を時間を指定して自動化するといった形になる。

6.webサイトの広告削除

ショートカットを作成する際に「共有シートに表示」を選べば、SafariなどのブラウザやPDFファイルをはじめとした様々な場所で実行することができる。そんな中、自分はwebサイトを見ていて広告が鬱陶しい時にこの機能を使っている。広告バスターのアプリを使えばいい話なのだが、種々の事情からショートカットで任意のタイミングに動かせるようにしている。ショートカットでは任意スクリプトをwebサイト上で実行することもできるため、Javascriptを使って広告表示に使われる埋め込みタグ<iframe>を取り除くことが可能なのだ。かなり原始的な方法なのでうまくいかないこともあるが、とりあえず使えれば良いので現状はこの方法で動かし続けている。


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