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【場面緘黙克服記⑨】できることはやってみよう(小1)

小学校に入学し、なかなか新生活に慣れないハル。続けてきたプレイセラピー、ホメオパシー、カウンセリング、セッションに加え、新たに教育動作にも通い出しました。振り返ってみると、そんなにがんばらくてもよかったような…。当時の必死さが伝わりますね。

苦手なもの

公園には季節柄か、赤い木の実がたくさん落ちてつぶれている。
それを息子は「気持ち悪い~怖い~帰りたい~」と
しまいには泣き出した。

ああ、こういうところが敏感なんだなぁ。

なにが気持ち悪いのか さっぱり分からないが
彼は人と感じ方が違うようだから。
これが木の実じゃなくて○○○だったりしたら
私も泣きたいかも、と思ったり。

多くの人の それが気持ち悪いと感じる度数が
1だとして、ハルは8ぐらいかもしれないし。

一日ぐらいハルになって過ごしてみたいような
それも大変そうだよなぁ。。。

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この木の実ですが、思い出話で
「小さいころ、桜の木の下に落ちてる実が怖いって泣いたよね。
今は怖くないでしょ?」と高校生になったハルにきいたら
「怖くないけど嫌い。気持ち悪い」って言ってました。

通学

入学して2か月。

息子の通学ですが
朝は昇降口まで私が一緒に付き添っています。

近所の二年生の女の子二人と一緒ですが
女の子同士の会話で盛り上がり、息子は蚊帳の外。
これって一緒に行く意味あるの~!?

帰りは通学路の半分ぐらいのところまでお迎え、と
徐々に距離をのばしています。
まぁ、帰りはひとりでも帰ってくるでしょうね。

問題は朝。朝は不安でいっぱいの息子
教室に入って支度をして 外に出て朝顔に水をあげ終わるまで
見ていてほしい、と・・・。

朝のチャイムが鳴るころまで 教室を眺めてる私。

しかーし。つい最近気がついた。

今、私がするべきことって
私がお友達としゃべってるところを
息子に見せることではないか、と!

息子が話せる相手は大人ばかりだ。
もしかして 同級生となにを話したらいいのかわからない!?

学校にいると 人懐っこい子がやってきて
私になんだかんだと話しかけてくれます。

朝顔がこんなに大きくなったよ
だんご虫を見つけたよ
ハルくん 泣いてたよ、とか^^;

ちょっと息子を呼び寄せて
みんなとおしゃべりするのを日課にしてみよう。

二年生の会話にも割り込むオカンです。

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