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『Re:write your life』セミナーに参加しての気づき


はじめに

先日、作家・プロデューサー・編集者である長倉顕太さんのRe:write your lifeセミナーを拝見し、ここ最近自分が抱えていた悩みやモヤモヤ視点をガラッと変えていただいた。

ここ数年は、ある意味『過去の人生の大反省会』をしてきた。2度の出産という人生のターニングポイントを機に、自分と向き合う貴重な時間ではあったが、自己理解や学びに明け暮れて、自分が何者かにならないと。という焦りもあった。そう、バカ真面目に正解探しをしてきてしまったし、過去はここからの人生に1mmも関係ないのに、どこかで過去の失敗やトラウマを引きずってきた。
長倉さんの話を聞いていると、忖度ない意見で世の中の情報に流されて生きている私のような人に対して喝を入れてくれる。そんな時間が印象的だった。セミナーの感想を自分へのリマインドも兼ねて書いていく。

真面目過ぎる日本人

全体のセミナーを通して、日本人は真面目過ぎるがゆえに、ポテンシャルも高いけど損している。と思った。例えば、私自身も人と話をするときにやりがちなのが、自分の過去の失敗談など、その場で共有する必要がない情報まで自己開示してしまう。それは、きっと相手に自分を開示すれば、何か的確なアドバイスや情報をくれるのではないか。相手が何か自分にとっての正解を持っているのではないか。という期待からだろう。少なくとも私はよく相手に正解を求めてしまうことがある。自分では無意識だが、誰かが自分の人生を正解に導いてくれるのではないか、と小さな希望は持って生きてきた。
本セミナーでは何度も『人生に正解はない』というメッセージがあった。
人生に正解などはなく、人の数だけ正解がある。という事実は、これまで画一的な教育で、ゼロ→1を生み出すこと、正解を作りに行く教育を受けて来ていない私たち日本人には、とても怖く難しいことだと思う。同時に、長倉さんは人との出会いで成功してきた事実もある。本セミナーで思ったことは、ただ流されて人に会ってもダメで、自分がどんな人生を生きていきたいのか?という目的意識を持った上で、自分で自分の人生をキャスティングしていく監督にならないとダメだという事。

人の応援をすることの大切さ

本セミナーの中で特に印象的だったのは、周囲の発表を聞いて、最終的にやりたい事が明確にならなかった女性の方が、まずは1番身近にいる夫の応援をすることにした、と決意されていたこと。私自身、いつも激務の夫に対して、もっと早く帰ってきて子育てに協力してほしいと文句を言っているため、この発言には身が引き締まる思いだった。まずは目の前の人、1番身近な人を応援することで、自分の感情が動いたり、そこから人脈が広がったり、逆に自分が応援される人になるという循環は、これからの時代にとても大事な要素だと感じた。同時に日本社会の現実として、結婚して家庭に入ったら女性が家事や子育てをする風潮が未だに根深く残っているということ。
これは、日本の会社も働く女性は早く帰ってOK、でも男性は残業が当たり前。のような環境では解決していかないのは当たり前だろう。

そして、インターネットで世界中の誰からでも物やサービスを買える時代のいま、社会貢献や誰かの為に、という想いのある人から買おうという人の心理がある。ギヴァーとして生きることが、豊かさへの1歩なんだと感じた。

結局は素直さと貪欲さが最強なんだ

参加者の中に、自分の描いた絵をSNSでアップした際にたくさんの下手くそ!などのアンチコメントをもらったが、アンチに屈せずに、それでも描き続けているという中年の女性がいた。その方は、若者がアンチにやりたい事をつぶされてしまうのなら、自分が先陣を切ってアンチに負けずに活動することで若者の光になりたい。と仰っていて、とても素敵だった。何よりもその女性が発する明るさは、周囲まで笑顔にしていた。足の手術を受けてリハビリ中なのに、このように行動して明るく生きることは、それだけでギヴァーであると思った。

そして、結局のところ、何をするにも素直さと貪欲さが最強だと率直に感じた。自分がこれをやりたい。これをやるんだ。と1度決めたのなら、周りに理解されなかろうが、誰かに止められようが、その道で成功している人に指導されたことを素直に受け入れて行動し続けることが大切という事。シンプルだけど、行動し続けるってとても難しいこと。

おわりに

編集者という肩書もある長倉さんは、一緒に仕事をする相手を『この人の事を応援したいと思うかどうか』という基準で選ばれている。たくさんの人や情報と巡り合う中で自らの基準を作り上げてきたのだろうと感じる。
合計約4時間と盛りだくさんな本セミナーから得た気づきは、この1枚に書ききることはできなかった。
・人生に成功はない
・マニュアル通りに行かないことが人生面白い
・誰もが過去を全無視して、ここからの人生ストーリーを自ら作り出せる
など、このセミナーで得た視点は、今後の私の人生を面白くするために重要な気づきになった。

これを気づきで終わらせないためにも、自分の人生をキャスティングして面白楽しく生きていくのが、私の務めだと思った。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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