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ピアノを録音してみたら

ピアノを弾いていてふと、録音してみようかな、と思いました。

電子ピアノなので録音機能があるのは知っていたのですが、まぁわざわざ録音して聴くか?ってことでスルーしていました。しかし先日なんとなく、そんなことを思いまして。

練習中の「エリーゼのために」と「月光」の第一楽章をさっそく録音。

恐る恐る再生してみたら、なんとまぁ、学びの多さに驚くやら、いろんなことに気づかされて嬉しいやらで。

まずはテンポ。
自分なりに、弾いていて気持ちのいいテンポで弾いていましたが、どちらの曲も「あれ、、ゆっくりすぎるな」と。「ちょっと間のぬけた感じだ」ということに気づきます。

他にも、無意識に(不用意に)アクセントをつけていたり、「拍子」を感じる弾き方では台無しになるようなところで思いっきり拍子を感じてしまったり、フォルテで弾くところで叩くように(雑に)弾いていたり、「何をそんなに慌てて弾いているんだ、ここはブレスが必要だぞ」と感じたり、ダメ出し満載の結果となりました。

すぐに書斎に行って鉛筆を持ってきて、再生し直しては楽譜に書き込む、を繰り返して練習し直しです。

いやー、びっくりしました。

録音したものを聴くと客観的に聴ける、ということもさることながら、まだまだだなー(当たり前ですね)ということに改めて気づけて、大きな収穫でした。

一応言っておくと、「ここ、いいじゃん!」と思えるところもわずかながらあったのですよー!(笑)

そういえば先日ピラティスでも、正面に鏡が追加されて、いつもやっている種目を鏡を見ながらやっていたら、「あ、出来ていない」と思わず声を上げてしまう一幕もありました。それまで自分ではできていると思っていたところ、、です。そういえばそこは、高い確率でトレーナーさんにその声がけをしてもらっていました。でも、自分の中では「できていると思うんだけどな」と思っていたところ。反省です。

実際に目や耳で客観的に確認する、それはとてもとても大事なことなのですね。


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