小説の続きがとまってしまって、書けなくなってるので気分転換におバカなパロディ詩を書いてみました。
なお、西条八十の大ファンでイメージ壊されるのが嫌な方、パロディとか嫌いな方は読まないでくださいね。
オナホの詩
ねえおチンぽ君、僕たちのあのオナホ、どうしたでしょうね。
そう、去年の夏に野外オナニーしたとき海に落とした、ピンクのオナホですよ。
あれは好きなオナホでしたよ。
君との相性も最高だったし。
あの時、僕はとても悔しかった。
でも、岩場を帰るとき足がふらついてしまって。
オナホって水に浮くのかと思っていたけど、実は沈むんですね。
ほんの二メートルくらいの水底に、微かにきらめくピンク色がうっすら見えていた。
あの時、海水浴の用意がしてあったなら、潜って取って来たのに。
そうだ、あの時、遠くにいた海水浴客の少年たちが近づいてきて、なにか落としましたかって聞いてくれましたね。
僕はあれを取ってきて欲しいと、喉元まで出かけた言葉を、どうしても頼む事ができなかった。
だって、可愛い少年たちだったのだもの。
水底に沈んだあのオナホ、あの後小魚の巣になったかもしれませんね。
もしかしたらタコの赤ちゃんが住み着いたかもしれませんよ。
あるいは潮の満ち引きで砂浜に打ち上げられたかもしれません。
でもそうなると、強い紫外線でボロボロになっただろうな。
そしてきっと今頃は、夏の終わりを惜しむ少年たちに見つかって、不思議な生物を見つけたと言って学校の先生の所へ持って行かれているかもしれません。
先生はなんて答えただろう。
これは君たち男の子の最愛の友達になるかもしれないものだよ、と答えてくれたなら嬉しいですね。
しこしこ、しこしこと手真似を添えて……。