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【詩】営み

ベストは尽くしたい

必要な人間でありたい

それを認められたい


他のものには目もくれず

出し切れるものは

全て出す

どんなときも

どんなときも


認めてくれる人は

いつもいて

やればなんとなかなる


働くこと


嬉しいことに

恵まれたことに

足りないことは

日々学び

失敗を乗り越え

元のレールに戻ってくる


いろいろな困難も

年を重ねていくごとに

年中行事のように

こなすことが出来るように

働くのは若い時よりも

ずっと楽になる


それなのに物足りなさが

心を重くさせる

このままでいいのだろうか

きっとどうにかなる

レールの先も見える

それはきっとその通りに

なるだろう


お金には苦労しない

でもこの人生には

満足感はない


妻にも言わず

僕は会社を辞める


その時には田舎に

一軒家を買っていた


生きることを

味わいたかったから


料理の上手い妻が

店を開いて

想像よりも人が寄ってくれた

来てくれる人と

何気ない日々の話を感じる


生きている

生活をしている

人間の営み


こんな生活がしたかった




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久住ハル
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