結婚を逃げ道にしようとした過去~婚活七福神楽屋裏話①~
こんちゃ。晴季です。
小説本篇のほうがゆるゆると続いておりますが、
婚活七福神の内容の90%は、わたしの実体験が元になっております。
故に、このときはこんな風に思っていたなとか、
今だから思うことなんかもでてきて、
けれど、本編に織り込むにはちょっと楽屋的過ぎてあれだな。
ということが多々あり、
むしろ、こっちのほうがリアルタイムで熱量あって。
そんなら別で書いてみるかと。
なので、こちらでは
本編では語られない実体験の裏話を面白おかしく
でも、本当の気持ちを書いていこうと思います。
結婚に対する20代30代頃の本音
小説本編のほうでは、
主人公が結婚を夢を叶えられない自分の逃げ道にしようとしていたことを暴露しておりますが、
実際のわたしも婚活当初、結構、その気持ちが強かったんですよね。
正社員だったり派遣社員だったりでキャリアも全然磨いてなくて、
なので稼ぎも中の下(体感)で、
対して稼いでもいないのに資産形成も全然してなくて、
お金を貯めることも増やすこともせずに
ある分は漫画やアニメ、自己啓発やら運動系の講座に使ってました。
それはそれでいまの自分の糧になっていると思うし、
一応、ブランド品や趣味に没頭しすぎて
借金地獄に陥ることなどはなかったので、
(007にはまって、30万の腕時計でローン組んだのが最初で最後)
最低限のマネーリテラシーはあったのかなと。
全部、自分で決めてやってきたことなので、
今は自分の選択に納得していますが、
それでも、若いうちにお金の勉強をしなかったことだけは、
やはり、勿体なかったなー。
自分が役立たずだったから、結婚で穴埋めしようとした
でも、20代、30代の頃は、
自分にはお金を稼ぐ能力も、投資をする能力もないと思い込んでいたので、(自己効力感が全くなかったのですよ)
ただただ経済的な不安にさいなまれて、
結婚することで経済的安定を手に入れたいという気持ちが
かなり強かったなーと。
で、経済的安定を与えてもらう代わりに、
自分はやりたいことは我慢して、家族の為に家事をしなければいけないと、
かなり偏った結婚観を持っていたんですね。
子供に対しても、欲しいという気持ちより
結婚したら産まなければいけない義務みたいな感じだったから、
子供を持つことに対しても積極的になれなくて。
(ほかにも子供が苦手だった理由があるけど、
それは小説の本編でおいおい明かしていきます)
自分が使えない人間だと思いながら、家庭の為に自分を犠牲にして生きるのは嫌。なんて身勝手。なんて矛盾。
あちゃー
そりゃ、結婚できないわ。
ちなみに、経済的安定のために結婚するが悪いことだとは全然思ってません。
経済的安定は心の安定。実際結婚して、独身の時より安心感が増したのは確かなので
だから、ハイスぺ婚。ステータス婚も本気で求めるのは全然あり。
ただ、わたしの場合、本質がそこじゃなかっただけ。
そのことに婚活の終盤でようやく気づけて、
気づけたことを自分の行動に落とし込んだから、
今、結婚できてるんだろうなと思います。
で、結婚に対する思い込みも今はすっかり変わって、
結婚したら自由が無くなる→独身の時よりいろんなことにチャレンジできてる
子供は足かせ→子供がいることでどんどん自分らしくなる
にプラスして、
家族の為に頑張りたいと思えることができた
一緒に体験を共有できる楽しみが増える
大事にしたい、大事にしてくれる人がすぐそばにいる充足感を味わえる
なんていいことが増えました。
なので、結婚してもしなくてもいいと思いますが、
わたしの体感としては、ぜひ、結婚をお勧めしたいし、
婚活をしている人は、もれなくみんな、幸せな結婚をしてほしい。
そして、わたしのように婚活を長年こじらせている人は、
ぜひ、以下の点を深堀してみて欲しいです。
・結婚に対して自分が望んでいることと、世間や周りから受ける印象が
一致しているか、解離しているか。
・乖離しているなら、世間や周りからの印象は真実なのか、思い込みなのか。
・自分が望む結婚を阻む思い込みを打開するために、自分ができることは何か。
女性は学ぶことが得意だから、
親や友人なんかの周りの結婚の様子や世間での結婚観を参考にすることで、
本来、自分が求める結婚の形が分からなくなくなるのはよくあると思いますが、
是非、自分の望む結婚を手にしてほしいです。
結婚でも、独身でもその先にあるものは幸せであるべき
人が変化を求める時、
より良くなりたいから変化を求めるはずですよね。
だから、結婚は幸せであるのが正しい。
不幸な結婚はありえない。
何かしらの気づきを得るために、敢えて不幸な結婚を経験する場合も
ありますが、
結局は自分の糧になるなら、この世に意味のない結婚はない。
なので、そもそも結婚イメージが悪い。結婚したくないと思う場合は、
迷うことなく独身でいたほうが良くて、
結婚するなら絶対、幸せな結婚を選ぶ。
結婚を人生の基準にするんじゃなくて、
幸せであることを人生の基準にする。
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