はるかぜ
「その小さな行動がはるかぜを呼び、やがてかけがえのないあなたになってゆく」
塵に包まれた朝 眩い陽射し
自然と伸びる手 窓を開けた
髪を吹き抜ける風 青い世界
明日を変えると 歩き出した
はるかぜはいつも吹いている
今はまだ何も分からなくても
はるかぜはどこまでも吹いている
遥か彼方のその日へと
射した光で見えるほこり
差し当たりのない言い訳で
「大したことにならない」と後戻り
そんなんで、いいんだっけ...
はるかぜはいつも知っている
君が築くその先を
風は優しく 時に荒ぶって
追うように 追うように 吹き渡る
いまの君は笑ってる
あの日の眩い陽のように