ハーバードでいちばん人気な国・日本を読んで

おはようございます。
お久しぶりです。haruです。

これから、読書のたびに備忘録のため本の概略、興味深かった点、数行の感想をまとめていきたいと思います。

本は以下のものです。

PHP新書の「ハーバードでいちばん人気な国・日本」

まずはあらすじです。

この本は題名に関する内容から始まります。
書き出しはハーバード大学では実は日本が人気であるというものである。
その根拠として、日本研修と授業についてあげられていた。

日本の研修については、応募開始数分で上限に達するほどの人気で、イスラエル研修がラグジュアリーを前面に押し出すのとは対照的に、日本研修はホスピタリティを前面に出し、おもてなしの精神が素晴らしいとされ高評価を得ている。また、広島も強いインパクトを与えているらしい。

授業に関しては、アメリカの授業は議論形式が一般的であり、その教材として日本からはトヨタ、ホンダ、日産等が扱われている。それらの授業はかなりの人気があると述べられていた。世界各国と比べると教材数が多くないが、多くの学生が印象深い事例として記憶に残ったと言っていると書かれていた。

1章は「オペレーション」ここでは日本で生み出され、評価されているマネジメント方式について、2章はの日本の金融の「歴史」について、3章は「政治経済」(アベノミクスに触れた)、4章は日本企業数社の「戦略マーケティング」、5章に日本人リーダーの事例から「リーダーシップ」について、終章に「日本の強み」について述べられていた。

ざっとこんな感じで、日本の企業の成長の要因や、日本が金融都市として優れていることなど幅広く、書き記されていた。


この文章の中で、自分の面白いとい思った部分について述べる。二つある。

一つ目は「TESSEI」について、自分はこの本で初めて、「TESSEI」について知った。これは新幹線の清掃業務を行う会社の改善についてである。7分間の奇跡とも書かれていて、現場が提案をし経営陣が実行することで改善していくというものである。この本から、興味をもち「DDSCA」という「PDCA」に並ぶであろう考えについて知った。
これは実に面白かったので、興味があれば調べてほしい。

二つ目は日本の金融について。日本が世界で一番早い先物取引を始め世界でトップの金融都市を有していた。その歴史について簡単な記述がされていた。日本には先物取引が行った堂島米会所が存在し、日本は金融都市になる土壌があり今後日本は金融が伸びる可能性があると述べられていた。


本図書はハーバードの授業、学生、教員の考えていること、筆者の案がうまくまとめられていて読みやすい。欲を言えば、もう少し具体的に記述してもらいたかったと思うが、興味がある分野は別の書籍を読もうと思う。

気になった方はお買い求めください

ありがとうございました。


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