ケタミン遊び
その日は恵比寿のお祭りか何かでかなり道路が混んでいて、日比谷線なら一駅なところ3000円近くかかった…それは仕方ないとして友達の家に無事到着しその時には怖さも消えていて何食わぬ顔で話して仕度して夜の街へ出かけた
そしてまたその友達の家へ行きお風呂を借りる時道具に詰めたのを脱衣所の服置き場に置いておく。そしたら友達の妹が風呂場に来た時に服の隙間から道具が落ちたらしくてお風呂から出たら なんか注射器落ちてきたけどもしかして…って言われたから香水詰め替え用だよ〜って言ったけどかなり無理があったと思う。
それ以来その友達の家には行けなくなった。
その友達と自体は定期的に遊んでたし、友達にも結局話し、やってても私は私と言ってくれたけど徐々に会えなくなった。
よく覚せい剤すると周り誰もいなくなるというけれど、いなくなるというより、自分から距離置いてしまう。結果その期間が長かったり、何度も同じことを繰り返し連絡取れたり取れなかったりそういう積み重ねで結果離れられてく、、とは思った。勿論大人になればなるほどそのものをやってると知れた時点で離れる人の方が多かったけれど。
この頃になると注射も上達して一日3回は打ってた
とある日クラブ帰りに友達の彼氏の家に渋谷から船橋へみんなで行った。皆寝てる中1人眠れなかった。どのくらい起きてたんだろう。3日以上は確実に起きてたんだろう。床に寝そべりながらぼーっとしてたら金縛りにあって声も出せずに1秒が10分位に感じた。体も動かせなくて焦るけど、【あ、寝てないせいだ】って冷静な自分が居た。後にも先にも金縛りにあったのはこの1度だけ。幻覚は何度か見た事あったけどやっぱり3日以上起きてたからで…睡眠は大事だなと思った。
その時知り合った男の子の車に開封前注射器
を落としてたらしく、後日職質あって大変だったって言われてほんとごめんって思った(汗)
それから毎日の様に漬ける日々。幼なじみとの別れや毎日毎日漬けてると時間が過ぎる感覚もなくて携帯も基本的には充電切れてた。週末はクラブ行くからと電源入ってたし遊びいってたけど罰は食べてみるまでどんな飛びするかわかんないのが怖くてやらない様になったらどんどんクラブへ行く頻度も減った。キャバクラで仲良くなった同い年の子と仲良くなる機会があって一緒にクラブへ行った。私は渋谷atom派でその子は六本木coreだった。渋谷も飽きてたし六本木へ一緒に行った。その時これやろうよ!って白い粉を一緒に鼻から吸う。それは【⠀ケタミン】でKって呼んでた。
私は覚せい剤の効き目とかで考えたから数回吸っても全然効かなくて、効かないよーって何回も何回もも吸った。
…
気付いたら鼻がつまった様な感覚になって、音にぐんぐん引き込まれて世界で1番踊りうまいって思って踊ってた。楽しさの中、記憶が薄い感じというか何されても分からなくなるだろうなって少し恐怖を感じた。
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