見出し画像

中華BLの「異世界転生モノ」分類

日本でも流行っている「転生モノ」ジャンル…( ´▽`)
墨香先生の《渣反》を始め、中華BLの作品にもたくさんあります!

私は声優の马正阳さんが好きで、彼が主演する广播剧(ラジオドラマ)の連載をよく聞いているのですが、今年は「魔尊他念念不忘」「三嫁咸鱼」「电竞魔王集结营」…、三連続で転生もので(他にも主演作品はあるのですが、私が選んだものがたまたまそうでした…)
3つ目の作品では、弾幕に「马先生、今年は何回転生してるのw」みたいに書かれていました(笑)。それくらい、転生ものが溢れています。

中国人の友達に教えてもらったのですが、転生モノには、分類があるようです。
せっかく教えてもらったので、忘れないうちにメモがてら、どなたかの参考になればと思って記事にしてみました(^_^)

ただ、日本語のジャンル分けに対する認識がそうであるように、「人それぞれ」「人によってちょっと違う」ということは有り得るので、一つの参考にしてもらえればと思います〜⭐︎

【穿越】

一般的な「転生」に当たる、広い言葉がこれだと思われます。「タイムスリップして古代中国に」とか「本の中に飛び込んでしまった」とか、全般です。
ひらがなで無理やり音を書くと「ちゅあんゆえ」で、転生した本人としては「我这是,,,穿越了?(俺って…転生しちゃったの?)」などと言います。

【快穿】

転生モノの中でも、案内してくれる「システム」が存在するタイプに使われます。システムに連れて行かれた世界の人物に「成り代わって」任務を遂行します。

墨香先生の《人渣反派自救系统》を、これに分類して紹介している記事も見つけました。

また、私が一番好きな快穿は、骑鲸南去先生の《不要在垃圾桶里捡男朋友》です(*^o^*)これは下の「无限流」に分類されることもあるのですが、友達的には「无限流じゃなくて快穿」って言ってました。「別人に入り込む」「任務の遂行」というファクターを重視すると、快穿になると思います。
垃圾桶はとにかくエモいです。私が魔翻訳+自分の拙い中国語力で読んでも、エモいのオンパレードです。むしろ先生の名前もエモい。エモいの好きな人にはお勧めエモ。


【无限流】

快穿は「別人」に入り込む形なのですが、无限流は「自分自身」のまま、異世界に入り込む形です。

「無限」の名の通り、色々なジャンルの世界をまたにかけるのですが、ホラー世界とか、サイキック世界とか…、基本的には、生き残りをかけて頑張る系みたいです。

元々は「無限恐怖」という、ヒットした小説が生んだジャンル名らしいです。



୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧


ということで、簡単な紹介でした(^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?