新太一&新ウォグレで復権!? 勇気の絆デッキ!
ちゃっす! 昨日(6/15)のシークレット紹介でアホ程テンションが上がっている人です(^v^)
今日は月末に発売されるBT14:BLAST ACE、及び先日発売されたST15:勇気の戦竜 で新たに登場したカードを多分に投入した、新しい赤絆の構築を紹介したいと思います。
勇気の絆は個人的にめちゃくちゃ思い入れがあるデジモンで、また強く使ってあげたいなと思っていたところの吉報だったので思わずnoteまで書いちゃいました。もしコメント等ありましたら、ぜひ遠慮なくぶん投げてください<(_ _)>
てなワケでさっそくレシピから。
構築叩き台
元々スカルグレイモンという優秀なグレイモンの蓋が発表された時点で「まぁフリーで遊ぶくらいには全然悪くないなぁ、、、」と何となく考えていたのですが、新しい赤太一とSECのウォーグレイモンで話が全てひっくり返りました(笑)
まずは太一。一見すると汎用効果のように思えます。
最初見た時は自分もそう考えていました。
ちょいとだけ昔話
さて、2年も前の戦績に今更何の意味もありませんが、ここでちょっと懐古厨になり下がろうかと思います。
第1回DC-1グランプリ大阪でBest4になったときの構築です。くっっっそ懐かしいですね(笑)
なぜこのような構築だったか、今日の話題にも深く関連するので、当時noteを書こうとしてるうちに諸事情によりお蔵入りとなった恨みも込めて少しだけ語りたいと思います。
当時は大きく分けて
・友情の絆
・ベルスターモン
・ジエスモン
が中心となって環境を席捲していました。
・勇気の絆
・黄緑アグロ
も上記に迫る人気と強さで暴れ倒しており、いわゆる準最速デッキの巣窟だったと言えるでしょう。
Tier1、あるいは1.5に配当される新しいデッキタイプが一気に3つ以上台頭し、環境を大きく変化させたブースター弾が幾つか存在しますが、6弾はその際たるもののひとつだと思っています。
ちなみに自分の中での同率1位は9弾です。まあこれは個人の感想なので完全に与太話。
さて、勇気の絆という構築において最強グレイモンという王の存在感たるや、まさに燦然たるものでした。
もともと友情の絆と明確な差別化をもたらすのがこのカードです。相手の面に依存せずに盾2枚から単体でリーサルに持っていける友情と違い、勇気は制約が多いです(盾2枚からリーサルにならない・盾1枚でも相手の場に焼くデジモンがいないとダメ・LV5以下で複数ブロッカーが並んでも捲れないなど)。
その今一歩もの足りなさを一手に担うのがこのグレイモンでした。
何が強かったか。「Lv4がDP8000で2チェック」するのが超通りやすかったことが全てです。
環境を見ても8000ラインの完全体というものが非常に少なかったため、兎角このパンチが非常に効果的だった訳です。
え、ハヌモンは成熟期だって? ありゃーちょっとバケモンよ。
アグニモンやマサルの枚数とか成長期の選択とか、他の構築についても紆余曲折にして阿鼻叫喚、鎧袖一触かつ天網恢恢の理由がある訳ですけど、今回はあんま関係ないので全部割愛します。
なお、この赤絆というデッキタイプは諸事情(2回目)ですぐに厳しい状況に陥り、また消滅耐性持ちや場に残らないハイブリット体が跋扈するようになったことでいよいよ表舞台から姿を消すことと相成りました。
完全体もDP8000ライン(特筆すべきはX抗体でしょうか)が増え、最強グレイモンももう使われることはなさそうかな…なんて思っていました。
新太一は最強グレイモンの為にある
さて、現代の話に戻り先述の太一の効果を改めて見てみましょう。
これ、最強グレイモンに使えって書いてない??????
理想値でDP10000の2チェック。アグ&コロの合計が+2000止まりでも9000まで上がるので、一般的に想定される完全体ラインを超過して殴ることができます。
加えてスカルグレイモンという新しい蓋も優秀です。盤面に干渉することができ、かつ次のアグモンを出して勇気の絆に備えることもできます。
出てくるアグモンに速攻付与ってのも地味にエグいです。
上記の理由から、最強グレイモン&新太一を4投して構築スタート。
新しいアグモンは兼ね合いを見ても文句なし4枚。まさか最強アグの上位互換が出るとはね。
STアグか最強アグかは正直大変に迷っていますが、赤絆との兼ね合いとウォグレの突進を鑑みてSTアグにしています。ここは回してみてから詰めたいと思います。
残りは黒発色兼太一サーチ用の赤黒アグモンにしてみました。これも調整次第かなと。
同様の理由でDP+1000コロモンは4確。赤黒アグという成長期の選択に伴い5枚目もコロモンがいいので、新しいのを1枚って感じです。
とはいえ、新しい太一を最強グレイモンの為だけに出したとて次が続かないと意味がありません。
ムゲンやブラウォなどに焼かれることを思うと、ロイヤルセーバーでもやってること一緒やん! というのも分かります。あれ使うてると手札無くなんのよなぁ……
こんなことを太一発表後の2時間ほど考えていましたが、全て杞憂でした。
ありがとう、なべけんさんウォグレ
もう説明するのも野暮でしょう。
順当進化しな(くてもい)いデッキで成長期から一気に相手の盤面とセキュリティを荒らせる。DPという意味でもメモリという意味でも新しい太一を並べる理由になる。なんなら次のターン絆に乗ってもいい。
加えてワープ進化という原作再現。わたなべけんじさんのイラスト。控え目に言って最高の1枚です。
理想的な動きとしては、遅くとも3ターン目にグレイモンで2点チェック&新スカルグレイモンに進化して蓋。
次にスカグレ消滅時効果で出てきたアグモンをウォグレにしてもう2点。ウォグレが返しで取られても育成から出てきたアグモンを絆に進化してリーサル!
……ま、これは正直めっちゃ理想論ですが、成長期から急に飛んでくるウォグレと絆の威力は言わずもがな十二分でしょう。
そういう訳でスカルグレイモン4枚にウォーグレイモン3枚。
スカグレからウォグレに進化できることに気づいたときは引くほど笑いましたね(≧▽≦)
コンセプト上勇気の絆と絆太一も3枚ずつ外せません。この時点で赤テイマーが7枚なので、昔と同様にハイブリも何枚か入れています。枚数を減らしても良さそうかなと思って2枚ですが要調整です。
絆の代わりにオメガモンパーツを差すパターンも考えてみました。
どちらがいいかは環境次第って感じでしょうか。でもうん、強そう。
セキュリティは強いに限らぁ
2年間のレシピを見れば詳らかなのですが、赤絆には(最早言うまでもない)特徴がもう一つあります。
それは圧倒的な、恐らくベルスターに並ぶほどのセキュリティの硬さです。
ガイアフォース4枚(デカいデジモン用)とアトミックブラスター4枚(横展開用)に加え、小粒を焼きながら場にデジモンを増やせるジオグレイモン4枚。
1点とは言えジオグレイモンも8000まで上がるので、普通に進化してもまぁOKでした。取りに来たやつを手打ちオプションで取れば十二分に元は取れてるんやから。
加えてテイマーも7枚と当時にしてみたら格別に多く、裏目の塊とも言うべき構築でした。
さて、改めて新しい構築を見てみましょう。
消滅耐性持ちの存在が赤絆が衰退した理由だというのは既に少し述べましたが、今でも大きな変化はありません。
ところが、この現況を打破する密計と成り得る魔法のような1枚が先日誕生しました。そう、トライデントアーム君です。
退化3してかつアタックを強制するこのオプションは、今までどうしても取れなかったムゲンドラモン始め耐性持ちをぶち転がし、かつ盾を割らせることで裏目を引かせる激アツカードです。
これは以前のガイアフォースに相当するものです。デカいのをとりたい1枚ってコトですね。
アトミックブラスターに対応するのは紅焔です。
既存のお花やロゼモンはもちろん、新規のフェンリルガ、D-ブリガード、ディアボロ等の効果登場で横展開するデッキに対応するために入れたいと思いました。
1枚デカいのが立つデッキの方がまだ多いのと、全員ブロッカーとかじゃない限りウォグレや絆でぶち抜ける(と思っている)のでとりあえず2枚。
ジオグレイモンの代わりにST黒グレイモンという新時代の選択肢を思いついたのはまさに天啓でした。
アグモンだけでなく太一名称も出せるので、焼かれた太一の蘇生など状況に応じて使い分けれるのが強みです。お陰で黒発色かつDP上昇のために黒太一も何枚か入れられるようになりましたし、後ろで進化すればこいつでも黒発色できるのでもう言うことないですね。
え? ちゃんとスカグレにも乗れるのキミ?!
後はトレーニングで50枚ジャスト!
こんな感じで叩き台と相成りました。
苦手そうなデッキ雑感
具体的に回した訳ではないですが、パっと想定される苦手対面だけ概観しておこうと思います。
・ブラウォ
太一焼かないでください。
耐性うっとおしいのでウォグレで上からとりたいけど、DP足りるかなあ……
・ムゲン
太一焼かないでください。
耐性が頭おかしいけんトライデントアームでなんとかしたい。赤黒アグと黒グレイモンと黒太一まで入れてるんだから何とかなってくれなきゃ困る。
・赤ハイ
速度勝負に勝てるのか分からん。
・ハンター
速度勝負に勝てるのか分からん。
・ベルフェ
先に立たれたら割り切れるか分からん。
おわりにとちょっとした余談
今回の記事は以上になります。ここまで読んで下さりありがとうございました。
思いついたままのアイデアを垂れ流しましたが、もし興味を持ってくれたら試してもらえたらめちゃくちゃに嬉しいです。
言うまでもないことですが、許可なく使っていただいて構いません。既に述べた通り、何か気づいたらぜひ気軽にコメントください!
あ、ちょっと関連して余談です。ただ経緯を薄ぼんやり眺めていただけの人ですが、ここ数日話題だったので一般論を少しだけ。
歴史的に見ると、同時多発的に同じような考えが提唱されるということはままあるそうです。
同時期に提唱された、一見全く異なるように思える2つの物理学の理論が、後に数学的に全く等価であると示されたようなオモロい事例もあります。(もし詳しく知りたければ連絡してね(^^))
デジカでもアイデアを連ねた些細な文章や議論にインスパイアされ、似た構築に行く着くことは往々にしてあるでしょう。
一方で、もし何か大きく参考にしたものがあれば、そのオリジナルへのリスペクトというものはあってもいいよなぁと思います。(誤解が無いようにゴチにした上でもう一度だけ言っておきますが一般論の話をしています。発売前で回したこともないこんな垂れ流し構築をどうこうしてくれという話ではありません。)
分かりやすく科学論文では一般にReferenceという項目があり、文字通り「巨人の肩に乗る」ことが当然の仁義として通例化しています。
無論のこと、似ているところがあっても本当にオリジナルだというならそれは折れることなく押し通していいですし、仮に後ろめたい点があるなら明示的な言及をする方が筋が通っていると個人的に思います。
畢竟何事も大局に逆らうのは至難の業ですが、自分の中で確固たる筋を通しつつ気楽に楽しめるといいですね!
少し喋りすぎました。ほんじゃま~!