days
写真の中の景色は
緑の木々 淡い光 小さな背中
いつも誰かを 想っていた胸
記憶の中のわたしは
無駄な寄り道 笑い声 笑い声
どんな歌にも気持ち重ねて
いちいちこぼしていた涙
「きっと大丈夫」 そんな言葉口にするたび
夢のような話だって 強気になれたんだ
たりないものだらけで
つらいことの方が多くて
今は思い出すことしかできなくてもね
あの日 きみに
恋をしていてよかった
「がんばろう」なんて 合言葉みたいに
縮まらない距離に ただ焦っていたんだ
強い風 後ろ姿 響くチャイム
ほんのなぐさめか 飛んできたてんとう虫
たりないものだらけで
つらいことの方が多くて
いつか思い出すことさえしなくなっても
あの日 きみに
恋をしていてよかった